「小説 渋沢栄一」 津本 陽 ★★★☆☆

▼NHKで始まった「青天を衝け」 大河がはじまる前にと・・

手に取る。渋沢の凄さには驚くばかり、何かを「変える」のではなく

「生み出す」事がいかに大変か、気力、体力、行動力、発想力、

理解力、そして「正義感」と「強さ」・・その全てを兼ね備え

日本経済の黎明期、今につながる様々な経済システムシステムを

構築していった。▼栄一が91年の生涯で関わった企業は500社を

超え、今もその多くが上場企業として存続している。

▼渋沢はフランス万博に派遣されたことをきっかけに

大き過ぎる日本と欧州との格差に愕然とし、帰国後に日本経済の

礎をとなる様々なシステムを構築していくのであります。

(下巻)に続く

 

「高校事変 Ⅳ」 松岡圭祐 ★★☆☆☆

▼シリーズ第4作は「韓国人半グレ集団」が標的、優莉結衣が

公安警察と協力し犯罪組織を壊滅させていく。

▼この集団を率いてきたドンの正体は?▼それが暴かれたとき

武蔵小杉高校事件の衝撃の事実が明らかになる。

そして第5作へ

「高校事変Ⅴ」 松岡圭祐 ★★★★

▼シリーズ1作目から4作目までに張られた伏線が見事に

回収され,何とも言えぬ快感を味わえる▼闇に潜む本当の敵が

わかったところで、Ⅵ巻へと突入するのであります▼前巻では

展開に若干行き詰まり感があったが(あくまでも私見)本巻で

見事にリベンジを果たした感じ、はやくもⅥを購入しました

 

「おそろし~三島屋変調百物語り」

 宮部みゆき ★★★☆☆

▼時代ホラー小説、三島屋変調百物語シリーズの第一作目 

▼第四作から読み始めた私、短篇集なので十分楽しめたが

途中、聞き手役「おちか」の生い立ちが断片的に語られるため

若干フラストレーションがたまっていた▼第一作で「おちか」の

過去の不幸な出来事、おちかの不思議な能力がわかった事で

本作の面白さが倍増、第二作⇒第三作へと進む

▼「おそろし」の5作品  1・曼珠沙華 2・凶宅 3・邪恋 

 4・魔鏡  5・家鳴り・・・ どれも怖くて恐ろしいお話

 

「私の幸せな結婚(三)」 顎木(あぎとぎ)あくみ

 ★★★☆☆

▼異能をめぐる 正義と悪の闘い,特殊な脳力を代々受け継ぐ

清霞の婚約者となった美世は自身にも異能があることに気づく

▼異能を悪用する宗教団体の駆除に乗り出す清霞、これに

美世が巻きもまれていくのがひとつの柱▼もうひとつの柱は

婚約後初めて会うことになった義母のいびり。これが凄まじい

▼婚約から結婚へ、越えなければならない新たなハードルが

美世の前に立ちはだかる▼そして異能を悪用し日本を支配

しようとうする組織の黒幕が明らかになり4作目へと続きます。