仕方ないと自分に言い聞かせるけど。



姉が親に持つ感情がどうしてこんなに

私と違うのかがわからないんです。


やっぱり自分が間違っているのかなぁ…

という感覚に苛まれたりもします。



私はいらなかったと言った

父の愛情の差は確かにありました。


幼少期から父は姉だけを可愛がり

私は愛されてないというのはあった。



ただ私の方での大きなトラウマと

なってるのは明らかに母のほうで…


母からの暴力は姉にも同じか

私以上にありました。


だからどーしてこんなにも違うのか

姉が母を許せるのかわからないんですよね…




一つ思いあたるのは…


どんなに殴られても自分が悪いからだと

思っていた私は中学くらいまでは

ずーーーっと母のことが大好きで…


姉の方は小学生くらいの時に

この人おかしいなって気がついた

みたいなのですが…


私の方が気がつくの遅かったんです。


だからかなぁ。


なんだかものすごく信じていたし

私は本当に純粋な愛情を母にもっていたので…


この人は違うんだとわかったときに

絶望と裏切られたようなそんな感覚が

あったように思います。


反動が大きすぎて憎しみが強くなったのかなぁ。




もう一つは…



私は殴られるのが嫌すぎて何とかして

殴られないようにと藁をも縋る気持ちで

毎日生きていました…


必死にどうしたら殴られないか考えて

極力殴られないようにするみたいな…


ただ姉は殴られることはさほど

気にしていない面もあって…


寝坊したら殴られるの分かってるのに

社会人になっても毎日殴られてて…

それから起きるというのが姉の日課で…


でも起こしてくれたほうがありがたい。

そんな感じでした。


極力殴られたくない私には

自分で起きれば良いじゃないと

まったく理解できなかった。


殴られるのは嫌なので

極力防げることは防ごうと。


注意深く注意深く

私はそうやって生きてきた。



だから受け止め方に違いがあるのかなぁ。



それにしても、やっぱりわからないや。


同じように育った兄弟でも所詮は

別人格の異なる人間ですからね。


そうなんだと言えばそうなのでしょうが…


だから家族の中では私だけ

我慢が足りない我儘人間と

なるんだろうなぁ…


まぁそれはもう良いか。

どう思われたとしても離れる方が

私には大事なことで。


離れるならどう思われても良い。


はずなんですけどね…