私は割と現代的な映画が好きで
後回しにしてしまっていた
作品だったのですが…
久しぶりにものすごーく好きと思える
映画に出会えました
『燃ゆる女の肖像』
静かな静かな間と視線や仕草で表現される
愛情や葛藤に最初から心が鷲掴みにされ。
それが最後まで続きました。
ほとんど盛り上げるためのBGMとかは
無いんです。
風の音だったり海の音、薪が爆ぜる音
だったりと自然の音が少し入るくらいなので
無理に盛り上げられたりとかはなく。
息遣いとか仕草の音とか視線で表現。
あらすじとしてもこれでもかーみたいな
無理やりな演出がなく、だから心が
疲れずにずっと観ていられる感じが
するんだと思います。
それでも常にドキドキしっぱなしで。
ちゃんと泣かされ。
こんなに愛する人に出会えた彼女達は
不幸なのか幸せなのか考えさせられました。
この週末はこの映画にどっぷりと。
ゆっくりもう一度観なおそうと思います
