いきなり、しかも授業中だというのに屋上に入ってきた男子を見て姫は即座に逃げようとした。
『い、嫌…男の、人』
「逃げるんじゃねぇぞ」
が、いつの間にかリボーンが肩の上に乗っていてそれを許さなかった。
その間にも入ってきた男子はリボーンに近づいてくるため必然的に姫に近づいてきた。
「ちょ、リボーン!こんなところで何やってるのさ!!」
「授業中に屋上に来い、だなんて初めてなのな」
「授業がないのは極限にラッキーなのだが…」
「赤ん坊…どういうことか説明してくれる?」
「僕まで呼び出すとは…どういうことですか?」
「十代目以外黙りやがれ!!リボーンさんにもお考えがあってのことなんだよ!」
そしてリボーン…そして姫を取り囲んだ六人の男子生徒は言い争いを始めた。
「ホント落ち着きのないやつらだな、一旦黙りやがれ」
リボーンがそういうとぴたりとその声はやんだ。
「テメーらはコイツが怯えてんのに気がつけねぇのか?」
『え、あ…わ、私…ですか?』
いきなりリボーンに話の話題にされた姫は困惑と怯えの表情を隠せなかった。
「コイツって…あ、如月さん!?」
六人の中でも「十代目」と呼ばれていた人物が姫を見て驚きの声を上げた。
『あ…私、の名前…なぜ…』
「ん、覚えてねーのか?」
「僕達、一回君と会ったことあるんだけど…」
『い、一度…ですか?』
「テメェがクラスの雑用押し付けられてた時だ」
『あ…あの時の方々…』
悩んだ姫も雑用、といわれて記憶から探り出すことが出来た。
あの時…。
それは丁度3日ほど前のこと。
放課後、クラスの雑用を一気に引き受けることになってしまった姫は、大きなダンボールを持って廊下を歩いていたのだ。
そのとき足元に向かって走ってきた何かに躓いてこけたところにいたのがこのメンバーだったのだった。
「あの時はゴメンね?名前も名乗らずに俺たちも行っちゃったから…」
『い、いえ…私は、気にしてませんから…』
ペコリと頭を下げられたので、姫も慌てて頭を下げた。
「姫が頭を下げる必要はねぇぞ…それよりお前ら、自己紹介ぐらいきちんとしやがれ」
リボーンに言われて姫は頭を上げ、他のメンバーは自己紹介を始めた。
「俺は沢田綱吉、宜しくね」
「獄寺隼人だ…十代目に手ぇだすんじゃねぇぞ」
「俺は山本武、宜しくな!」
「俺の名前は笹川了平だっ!座右の銘は極限!!」
「…雲雀恭弥、群れてるとかみ殺すよ」
「僕は六道骸といいます、宜しくお願いしますね」
一気に言われた名前を一回ずつ復唱した姫は6人の男子に怯えながらも
『き、如月姫…です。こちら、こそ…宜しくお願い、します』
と頭を下げ微笑んだ。
「「「「「「(…可愛い///)」」」」」」
全員の気持ちが一致した瞬間だった。
そしてリボーンが口を開く…―。
続く。
第二話です。
遅いっすね…はい。
次で完結できるのかな??
出来ない気がしてます;;
ではっ!