こんばんは~(^_^)
今日のシッター中に17歳トイマンの老犬をお散歩しているお婆さんに会いました

トイマン(トーイマンチェスターテリア)はドーベルマンを小さくしたような犬で、イギリスでネズミを獲る為に作出された犬です。
私はお客様のチワワを二匹お散歩していたのですが…
またそのチワワが吠えるので

「すみません~(*_*;」
と謝った所
「もうお爺ちゃんなので、耳も目もみえないので大丈夫ですよ!」
と優しいお婆さんです。
そこで少し立ち話しをしましたら
2週間前にこの犬の15歳の息子を亡くしたばかりですが、もうボケてしまっているので、息子が死んでしまったのも分かっていないみたいなの



とお婆さんは悲しそうに仰いました!
そして5匹いた犬も
みんな死んでしまって
17歳のトイマンのお爺ちゃんしか残っていないそうです
私に「今年いっぱい持ちますかね~この子は?」
と聞くので
「まだ歩けるんですから大丈夫ですよ…」
と答えましたが…
トイマンの足の甲が裏返っていて、爪が折れて血が出ているのを見つけました

少し無理して歩かせているようです

爪を切ってあげたくても、お婆さんには難しいのだと思います
私はお婆さんを傷つけない言い方で
足が弱っているみたいですから、今日は抱っこして帰れますか?
と聞いたら
優しく抱っこしてくれました

そしてお婆さんは
この子が居なくなったら、保護犬を受け入れたいんだけど
70歳過ぎた独り暮らしの人には、譲渡できないと断られた
と話しはじめたんです
「そうなんですよね~独り暮らしのご老人には、譲渡できない規定があるんですよね~」
でも、このお婆さま
Face book もやっていて、保護犬の最新情報を私並に知っているんです
「びっくりしました!」
今までも保護犬を保護してきたベテランだったのです

ただ、70歳を過ぎてストップがかかってしまったんですね~
「誰かに保証人になってもらえばいいのかしら?」
とまだ諦めていない様子

何とかお役に立ちたいな~
私が定期的に様子を見に行き、お婆さんに何かあったら、私が引き取る約束をすればいいのかな?
いろいろ考えて
名刺を渡してお別れをしました
その時に思い出したんです
私がペットシッターになろうと思ったきっかけとなった
お婆さんの姿を…
5年程前、まだ西麻布に住んでいた頃
ミントの散歩をしていると、いつも会うパピヨンをお散歩しているお婆さんがいました
腰は半分に曲がっていて
歩くのがやっとのお婆さんでした
犬もかなり歳をとっていて
二人で一生懸命歩いています

うちの犬が近づくと、めちゃくちゃ吠えて
お婆さんを守りながら歩いています

いつまでお散歩できるのか心配で
ある日、声を掛けました

「もしお散歩するのが大変でしたら、私が代わりにお散歩しますから、いつでも声を掛けてくださいね!」と
お婆さんは
「いえいえ他人様にご迷惑はかけられませんから…」と
その時に思ったんです

もし、私にペットシッターと言う肩書きがあって、名刺をお渡しする事ができれば~

料金は頂かなくても、頼っていただけただろうか

人間と犬の
「老々介護」
を手伝いたい!
それから動物の資格を取るのに、必死に勉強をしました

いくつのセミナーに参加したでしょうか?
無事にペットシッターを開業して
予約をこなすのに必死で
忘れてしまっていたように思います

今日お会いしたお婆さんとトイマンに感謝です


個人で老犬ホームを開業されたお友達もできました

いろいろ教えて頂いて
私も早く老犬ホームを立ち上げたいと思います。
改めて初心を思い出しました

ところで…
もうすぐ大学の二次試験で地方に行かなくては行けない娘ですが
昨日からダウンしていて
今日も学校を休んでおります


「お姉ちゃん~今日は何で家にいるの!」

ぼくにもヨーグルトちょうだい


やった~

その後は

お姉ちゃんの布団に潜り込み!
心配なのか?

引っ付き虫の一日でした

早く元気になってもらわないと~
大学落ちるぞ

明日はお友達のお誕生日会で、並ばないと食べられないピザ屋さんにいきま~す

楽しみ~♪♪♪