下田のドライブの帰りに、「王泉寺」というお寺に寄りました。
カフェ・ギャラリーリンデン

今年は、坂本竜馬で、開国に関心が高まっているようですが、、、


1853年に、ペリー艦隊が日本の浦賀にやってきました。

1854年、日米和親条約締結、

1856年領事官として下田にやってきた、ハリスさんは、この王泉寺をな~んと、初代米国領事館に指定して滞在したそうです。

お寺を領事館にしていたとは、、、、。はじめて知りました。

下田は、そうです、幕末開港の地なんですね!

領事旗を掲げた時の記念碑には、興味深いことが、書かれていました。

ハリスの日記より、(英文訳)

「興奮と蚊のため、ひじょうにわずかしか眠れなかった。、、、

 この帝国に「最初の領事旗」を私は掲揚する。、、、新しい時代が始まる。

 敢えて問う、、、日本の真の幸福になるだろうか?、、、」

 ハリスさんの責任の重さ、伝わりますね~。



カフェ・ギャラリーリンデン

この境内には、日露交渉の史跡もあったり、ジミー・カーターさんが来た時、記念のボードを残していたり、ストーブを使うため、お寺の脇に石をはめ込んだ跡とか、面白い発見があります。

小さなお寺ですが、外交の場として、

大事なところだったことが、よくわかりました。


右の写真は、ペリー艦隊の乗員5名のお墓です。


たまたま、何だろう?と立ち寄った王泉寺。

思いがけず、日本の開港時の歴史に触れることができて、

得をした時間でした。

竜馬さんもこの頃、海の向こうに強い思いを

馳せていたんだな~。


伊豆下田のドライブでは、新しい発見(陶器やちりめん細工)

もあり、それはまた明日に報告しま~す♪