みなさん、こんにちは。キラキラご訪問、ありがとうございます。

 

小学校で特別支援学級の担任をしています。 

また、特別支援教育コーディネーターも兼務しています。

わが家には息子が2人。兄は知的な遅れを伴う自閉症です。

 

障がいがあるお子さんや、その親御さんの気持ちに寄り添って

支援していきたいな ─── と思っています。

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【最後の家を訪問する時刻は、予定通りに行けたためしがない】<(_ _)>

毎年、町会からいただく地図には、目的地あたりが工事中

になっていました。

 

 

 

校区内です。交通ルールは絶対に厳守しないといけません。

 

 

 

住所をストリートビューで確認しても、撮影が2年前でした

ので、参考になりませんでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

個人情報保護のためか、表札や所番地がない地域もあります。

 

 

 

条里制のような整った道なら、方向感覚はそれなりに分かる

のですが、川の多い地域で斜めの道や緩やかに曲がっていく

道が多いため、自然と東西南北がずれてくるのです。

 

曇りの日や夜は方角が分からず、大人なのに迷子になりがち。

ここはどこ?私は誰?と言う気分になってしまうことも…

 

 

 

周りのランドマークと地図で、現在位置を定めようと思い

ましたが、方位磁針がありません。そこでスマホのGPS

機能もフル動員してピンチを脱出しようと思いました。

 

 

 

それでも目的地が分からず、訪問先にヘルプの電話をしま

した。耳からの情報だけでは「知らない土地」ではピンと

来ない時もあり、「聞いたのに辿り着けない」時もありま

す。

 

 

 

だいたいこの辺り…迄は分かったのですが、表札のないお

うちが多いので、特定ができずにいました。

 

 

 

最近の子ども達…って、こう言うところはしっかりしてい

る子が多いと思います。

 

 

 

教えてくれるんだったら、最初からスッと教えて。

「ここを真っすぐ」…って、真っすぐ行ったら塀にぶつか

るじゃない…と、どこかで聞いたセリフが頭に浮かびました。

 

 

 

地域の公園は情報のたまり場…。遊びに来ている子ども達

が、ヒントをくれることも…。

 

そんな時、まさかの本人が…

 

地獄で仏と思いました。

 

 

 

遅刻は生島君のお母さんだけでなく、それ以降の保護者に

も累積で、迷惑がかかります。

 

 

 

正直、焦っています。

 

 

 

生島君へのお礼やお母さんへの挨拶もつい早口になります。

 

 

 

おうちに上がると、長くなりがちなので、玄関先でお話を

希望したのですが、とっとと済ませようとしている…と、

思われてもいけないので、つい上がり込んでしまいました。

 

 

 

支援学級に在籍

診断名はASDだが、保護者はADHDも疑っている

軽度の知的な遅れや、言葉の遅れあり

感情の起伏がやや大きめ(切替にも時間がかかる)

放課後等デイサービスを利用している(工作系がやや多い)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

没頭できるものがあれば、時間が短く感じる

(持て余す時間は情緒を不安定にさせることもよくある)

人から認められたり、褒められたりするジャンルのことに

は自信が持てるようになる。

何か自信が持てることができると、他の苦手だと思い込ん

でいたことも、気分が良ければ逃げずに向き合えることも

出てくる。

褒められたり、自分に自信が持てたりすると、情緒の安定

が期待でき、癇癪を起こす頻度が減少したり、癇癪も軽度

ですんだり、また立ち直り(短時間で切替)もできるよう

になることがある。

 

これを狙い、これを目指す。

 

 

 

家庭訪問は1週間続くので、必ずどこかで雨に遭います。

 

 

 

学級担任はきょうだい関係のあるクラスと打ち合わせて、

保護者と訪問日時を決めます。

その結果が特別支援学級に後から知らされるため、単純に

訪問家庭を近い順から一筆書きには結べないのです。

 

 

 

雨風が強いと自転車では危険になってきます。家庭訪問週

間のお天気は大きな関心事です。

 

今日も最後迄お付き合いいただきありがとうございました。