みなさん、こんにちは。キラキラご訪問、ありがとうございます。

 

小学校で特別支援学級の担任をしています。 

また、特別支援教育コーディネーターも兼務しています。

わが家には息子が2人。兄は知的な遅れを伴う自閉症です。

 

障がいがあるお子さんや、その親御さんの気持ちに寄り添って

支援していきたいな ─── と思っています。

 

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【毎日1年から6年迄、クラスに入り込んで支援をしています。今

日は、先生のことで気になったことを書かせていただきました。】

教科書に載っていないことは、間違いなのでしょうか?

 

 

 

子ども : 「先生、上の書き順が違っています。」

先生  : 「あっ、ごめんね。先生が子どもの頃に習った昔は、

こうだったのよ。みなさんは、新しい書き順で正しく覚えてね。」

(ほんまかいな?)

 

 

 

あなたが、一番気にしているんじゃ…

 

 

 

先生がよりどころとしている教師用指導書(通称、赤本)や、漢字

ドリルをいくら調べても、載っていない情報があります。

子ども達から、そういう所に限って、必ず突っ込まれます。

私も、いろいろ調べたのですが、文科省(文化庁)→各教育委員

会→各学校に通達や通知が来ていると書かれてありましたが、

何故か現場の教員に迄は、伝わってこない場合があります。

 

 

 

最近は、ICTもだんだんと普及し、機器の活用も慣れた先生方が

多くなってきました。でも、何故か特別支援学級には、TV黒板の

配当がいまだにありません。今年の夏に、ようやく支援学級でタ

ブレットが使用できるようになったばかりです。

(通常学級は、昨年の夏から使用可。)

スマホで検索すると、学校の授業に最適な番組がたくさん用意さ

れているのがわかります。(便利な時代になりました。)

しかしながら、スマホも、TV黒板に接続するためのケーブル(HD

MIケーブルやHDMI変換器)もみんな自前です。

(教育委員会は、各学校や、個々の教員が勝手にやっていること

で、故障しようが、不具合が発生しようが関係がないというスタン

スです。)でも、現に実施しているクラスでは「よく分かる授業」を

する先生(自腹で周辺機器を用意するほど熱心で、いい先生)

という評判を無視できずに、他のクラスでも、追随せざるを得な

い現実があるのです。

TV番組で用意されているアプリは、単線型の内容です。子ども

たちが、いろいろな疑問や発想があったとしても、予め用意され

た内容が粛々と進められていく形のものです。

それでは、番組の内容が展開される速さについて行ける子だけ

が「よく分かる」「面白い」と感じることになるでしょう。

せっかくICTを活用するのですから、番組をポイント、ポイントで

ストップし、みんなで考え、Aと考えた子の話はその先どう展開

していくのか、また、Bと考えた子の話はどう進むのか…などの

枝分かれした学習の方が、それぞれが納得のいく進行になると

考えています。そして、結果は…?あっていれば(ほら、やっぱ

りな!)となり、違う考えの子ども達は、(そうか、ここで矛盾が

生じるから、この考えはよくなかったのか…。)と、得心できると

思います。

 

 

 

社会に出ていく子ども達に、耳から聞き取り、書き残す練習をさ

せています。

って、自分が、黒板に書くのをめんどくさがっているようにしか、

私には感じられないんですけれど…。

 

 

最後迄おつき合いいただきまして、ありがとうございました。