みなさん、こんにちは。キラキラ

 

小学校で特別支援学級の担任をしています。 

また、特別支援教育コーディネーターも兼務しています。

 

わが家には息子が2人。兄は知的な遅れを伴う自閉症です。

 

障がいがあるお子さんや、その親御さんの気持ちに寄り添って支援していきたいな ─── と思っています。

 

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【えっ…、またぁ?勉強のやり方は先生に任せているし…。】えー

 

算数の勉強の入り口は、「数とあそぼう」です。

「発達に遅れがある」と言われたお子さんには、「まだ、ちょっと早いから…。」と先延ばしにしていませんか?

 

例えば、「知的に重度の遅れがある」といわれたお子さんでは、算数ではなく、「数と音あそび」となるため、算数科としては、なじまないだけなんです。

 

一番嫌なことは、「どうせやったって分からないから。」と、指導する方も、される方も、口には出さないけれど、心の中で思っている人が多いことです。(決めつけ禁止)ムキー

 

じゃ、この子の算数は、いつから始めるのですか?

今でしょ。

 

1年生の普通学級では、1学期にいっぱいやっていました。

それが、2学期にもなると繰り上がりだの、繰り下がりだの…。

子ども達の吸収する力は凄いですね。

 

しかし、定型発達にならない子ども達もいます。

支援級に入級していなくても、分からないことは分からないのです。

学級担任は、あの手、この手で一生懸命に教えます。しかし、分からない…。

だから、宿題ができない。すると、注意される。そして、算数が嫌いになる…。

 

学校の授業できちんと理解させることができなかった担任が悪いのですか?

出された宿題をしなかった本人が悪いのですか?

宿題をチェックしなかった保護者が悪いのですか?

 

悪いのは、困っている状況をそのままにしていることではないでしょうか。

 

お子さんは、「ぼく、勉強を頑張っても、よく分からない。」とおうちの人に言いましょう。

おうちの人は、学校の先生に「頑張っているのに分からない」と言っています。と、言いましょう。

学校の先生は、「いろいろ手を尽くしていますが、なかなか伸ばすことができません。」と保護者にいいましょう。

 

すると、特別支援教育コーディネーターの出番が来ます。やっと、動けるのです。でないと、学級担任の中には、「結構です。」と出動を拒否される方がいらっしゃいました。プンプン

 

 

 

毎日、必ず、短時間でいいので、続けることが大事だと考えています。

 

 

 

このカード、実は、サイコロの5と6の二枚しか使っていないんですよ。カードの持ち方で1~5までを表します。それを、慣れてきたら、瞬間的に「3」とか、「5」とか子ども達に言ってもらいます。

この遊びをするまでは、何回やっても、ドット(黒い●)を「いち」、「に」…と、数える子がほとんどでした。

 

 

 

2学期の後半ぐらいからは、2~3人ですごろくゲームもしました。

サイコロを振った瞬間に、数字を言い当てる様子を見て、私は密かに満足していたのでした。

 

今日も、最後までお付き合いいただいて、ありがとうございました。