件名の通り、数週間前から「パリでウナギを食べてやる」と気合いが入っています。

さっきまではパリの日本スーパーにある冷凍ウナギを買って家で食べようと思っていたのですが、今は「せっかくだからバリバリ頑張っているご褒美にウナギ屋に行って食べてもいいのでは」という気になっています。

基本的に日本の物は全て日本の2〜3倍はするので、パリにいる間は我慢して、日本に一時帰国をした際にしっかり食べるようにしています。
でも今回は何故か「パリで食べてもいいじゃないか!」と気が大きくなっています

パリに1軒だけウナギ専門店があります。(​野田岩​)

実はここ10年前までは本当にウナギが苦手で、土用が来ると家に帰るのが辛かったのなんのって。
凝り性の父が生きていた頃は自転車で家に向かう上り坂に差し掛かると庭で練炭炭火で焼いている匂いが既に漂ってきて「あっ、このにおい・・・絶対我が家や」と重ーーーーーい足取りで家に向かっていたのを今でも思い出します。

好き嫌いは一切許されない家庭で、嫌いな物でも水で流し込んでお皿を空にしてからでなければ食卓から離れられず、何度味もみずに噛むこともせず水で流して飲み込んだことか。
食べたふりをしてこっそり犬にあげようとキッチンペーパーに包んでポッケに入れようとしてもいつもバレて叶わず

ここまで苦手だった私がウナギを食べるようになるんて、びっくり、びっくり。
食べ物の好みって、変わるんですね
というか、おいしいのを食べさせてもらったから「あれっ、おいしいやん」と評価が変わってきたのかな。(ごめんね、お父さん)

家以外でウナギを食べたのはこれまでの人生で2回だけ

初めては前述のパリの専門店で。
面倒見のいい習い事の姉御が「え〜っ!!ミントちゃん、ウナギをお店で食べたことないの!?おねえさんが連れて行ってあげる」と連れて行ってくれました。
今でも覚えていますが、その気持ちがすご〜く嬉しかったので何倍もおいしく感じたんですよね。
(今、書きながら思ったけれど、これが美味しい!と思ったから、その後家で食べるのも美味しいと思えるようになったのかな)

2回目は一時帰国中にJRパスを使って京都から東京に行く途中で名古屋で途中下車をし、『ひつまぶし』をご馳走していただきました。これもとっても美味しかったです♪

そして今回が3回目

オリンピック開会直前の週だからどんな状況か分かりませんが…行くぞ〜食べるぞ〜(めちゃめちゃ気合い入ってます:笑)