今週は母親が昔(恐らく今の私ぐらいの年齢じゃないのかな?)着ていた服を何着か着て出勤しました。
もちろん違う服ですよ(笑)。
母も私も物持ちがよくて、私の通勤服のほとんどは日本で社会人をしていたときからの服(既に二十何年前、30年前の服もあります)ですからね。

生徒さん、同僚、食堂のおばちゃん、清掃のおっちゃん、ITのお兄ちゃん、etc. いろんな人に「その服、素敵だね」とお褒めの言葉をいただきました。
ほんと、昨日は褒められまくりだったなぁ。

日本じゃ小っ恥ずかしくて言わないと思いますが、こちらの人はいいと思ったことも、逆のことも素直に口にします。

母が私がフランスに着た当初(極貧生活を送っていたころ)に買ってくれたワンピースとジャケットのセットもセンスがあるとよく褒められます。

どれも私が自分で買ったものじゃないので複雑ですが(私のセンスはどうなのよ!)、今更ながら「そうか、うちのお母さんって、オシャレさんだったんだ…」と気付かされるできごとです。

日本で母親がそれを着て外出していても「おっ、おシャレさん!」と、思わなかったこと、褒めたことがなかったことを今少し申し訳なかったなぁ、と思います。
(ま、その当時は他のことに気がいっていて、どんな服を着ていても気にもしなかったんでしょうね

みなさんも、周りの人の素敵なことはほんのちょっぴり勇気を出して口にしてあげてもいいかも