父の入院からのこと ③ | mint わたしにできること

mint わたしにできること

2014年2月末に母のS字結腸ガンがわかり、肝臓にも数個転移あり。
私にできることは何か、見聞きし試行錯誤しながら
これからも私にできることを探し続けていきたくて、ブログをはじめました。
告知から今までをメッセージボードに記載しました。

先生が、

まずはお父さんに会いに行きましょう。


お部屋を個室に移動してもらうので
そこでゆっくりお過ごし下さい。


と、父のところへ案内してくれました。



リクライニングベッドを起こしてもたれて、
酸素マスクをつけて
ハァハァハァハァとしんどそうに呼吸している父が目に飛び込んできて。

👩🏼お父さーん
あぁしんどそうやね。
きたよー
お父さーん


👧🏻。。

私は
手を握るのがせいいっぱいでした。


看護師さんが

👱🏻‍♂️Sさん〜
来てくれはったよ

mintさんですか?


👧🏻あ、はい。


👱🏻‍♂️今日も電話してはりましたよね?

家族さんに電話してたん?
って聞いたら

うん、mintや。

って。


👧🏻そう、少し前にも
しんどいって電話かけてきてました。



👱🏻‍♂️面会できないから
さみしいよね〜

って言ったら、


👴🏻こんなしんどそうな姿見たら心配するやろから、
ちょうどええねん。


って言ってはりましたよ。



👧🏻お父さん〜。。。


今しんどそうだけど、
本人は意識がないんですよね?
しんどいとは感じてないんですよね?


👱🏻‍♂️うん、意識がないから
しんどさは感じてらっしゃらないと思います。

でもmintさんたちが来てくれてるのはわかってると思う
声も聞こえてるよ、ね?Sさん〜



と話しかけて下さりながらお部屋の移動準備を。



移動する間に
私は主人を呼びに一旦家に帰り、
病院へ戻ると
お部屋を看護師さんが教えてくれて入ったら、

👩🏼あーん
お父さん、ピーって。。。



👧🏻え!?今?!


👩🏼看護師さんに言ってきて


看護師さんに言いに行くと

👱🏻‍♂️皆さんお揃いですか?

👧🏻主人が叔母を迎えに行ってるんです。


👱🏻‍♂️ゆっくりでかまいませんので
皆さんがお揃いになられたらまた声かけて下さい。



それから父の部屋でしばらく母と待ってたら
主人と叔母夫婦がきました。



👧🏻もう止まっちゃってん。



えーーー!!!


とみんなしばらく
声かけてくれて、
それから看護師さんに揃ったこと伝えにいって、

先生が最後のお知らせに来て下さいました。




看護師さんと母と私で
父の体を拭き、
服を着替えさせて

その間も
看護師さん
父の病院での様子をポツポツ聞かせてくれて。


👱🏻‍♂️スマホでアプリのゲームをよくしてましたよ。

👧🏻家でも、ソファに横になってはそのゲームばかりしてました。



👱🏻‍♂️しんどいやろうに、
スマホよく持ってたから
家族さんに連絡やメールしてるのかと思ったら、

ゲームや

って。



👩🏼気が少しでも紛れたのかも。
しんどいのも、少しでも忘れれるとゆうか。

私もだから(副作用つらくて寝込んでるとき)わかりますわ。


👱🏻‍♂️そうなんですね〜

Sさん、ほんとよく頑張ってはりましたよ。


また電話してたん?

と聞くと

mintや。

と、mintさんの名前よく聞きましたよ。





話しながら全てが片付き、
バタバタと
先生、看護師さんたちにお礼を言い
病院を後に。




病院から葬儀会館へ移動し、
そこで少しこれからの説明を聞いて、
帰ると午前2時過ぎでした。



準備もあるけど
少し仮眠しよう
このまま準備し出したら
眠らないまま
スタートしてしまいそうやんね。


と、眠れないかもだけど
少し横になりました。




母も私も少し眠れて、
明け方に起き出し
それからお見送りまで、
スルスルスル〜と過ぎて
そして
小さな箱に入って父が帰ってきました。




それから3週間が過ぎて、
でもまだ今でも実感がなくて。


父がいつも横になってたソファ、
部屋をのぞくと父の頭が見えそうな。


父の部屋のドアがあいて
おはよーさん
と起きてきそうな。


ご飯食べてて、
父のイスに父がいないのは
入院してるから〜

帰ってきたら
入院中の話をそのイスに座って話してくれるんだと。


庭のプランターのキヌサヤ、
実がたくさんついてるから食べとくよ〜


うん、食べといて。
水もやっといてな。


帰ってきたら



何回も収穫して食べといたよ


と報告するんだったのに。







急に。。。
何も話せてないまま。。。










しんどかった最後の電話
してくれてありがとう

声が聞けてよかった

お父さんもそう思ってくれてるかな












長々と
読んで下さりありがとうございました。