2014年の2月23日
午前中に父から電話があって、
「お母さん気分悪いらしいねん。
お粥がいいかと思ったけど、わしわからんから、ちょっと早めに来たって。」と。
早めに実家へ行き、母の部屋へ。
気分悪いの〜？
うん、お腹が痛いしトイレ行ってもうんともすんともなんとも。
なんか詰まってるんやわ。
お腹ん中検査してほしいわ。
と。
日曜日だったので、月曜日まで我慢できる？と聞いたら、
今日行きたい
と言うので、
おばあちゃんのご飯どーする？
パパッと作ろか？
待っとける？
うん、待っとける
で、それから急いでおばあちゃんに煮込みうどんを作って、
おばあちゃんに
お母さんちょっと具合悪いみたいやから病院行くけど、遅くなるかもしれんからご飯置いとくね、
と簡単に説明し、
救急車に電話して。
なかなか病院が決まらず、
ようやく受けてくれる病院が決まり、
父は後からくることになり、私は一緒に救急車へ。
病院に着いて待ってる間に母が言ってた症状を調べてみてたら、どうも腸閉塞と似てる感じ。
父が着いて、その話をしてたら先生に呼ばれ、
画像見ながら説明して下さり、
腸がパンパンになってるのがコレ(画像)見てわかると思います
はい、わかります！
腸閉塞ですね。
いつ破裂してもおかしくない状態です。
今日来てよかったですね。
このまま入院になりますので、詳しくはあちらで聞いてください。
病室が決まったらお知らせしますね。
やっぱり腸閉塞だったねーと父と入院の説明を聞きに行き、
病室が決まって行くと、母がしばらくしたら車椅子でやってきました。
お腹ん中キレイにしてもらって、スッキリしたようで顔色も元気。
ベッドまわりのこといろいろしますので、と言われて外に出ると、
違う先生からちょっとお話しますので、と別室へ呼ばれ、
そこで、
できてます、ガンが。
といきなり告知。
？ガン？がん？ガン？！
腸閉塞になるほど塞がれてたので大きさもかなりだとおわかりいただけると思います。
それからのことは、頭半分白くなってるとこへ入ってくるやら入ってこないやら
ガンなの！がん？え？
手術したら大丈夫なのよね？
とってしまえば、後は治るのを待てばいいのよね？
とそれをいつ言ってくれるのか、
そこが聞きたいの
それだけ聞きたいの
先生が
患者さんへの説明はどうしますか？
と聞いてくれて、
母へはとりあえず病名は伏せておくことにしました。
母の病室に戻って、
ポリープができてたからそれを取らなくちゃなんだって。
腸閉塞になるほどの大きさだったからまずはお薬で小さくしてから、それからの手術の方が負担も少なくていいからそうしましょう、って。
と母も私もガンについての知識がなかったのをいいことに子供騙しの説明をし、
帰って入院準備して明日持ってくるね
なるべく早くくるね
それから帰りに買い物をして実家に戻って
おばあちゃんにまた簡単に説明し、
入院準備のものを入れて、自宅に帰ると夜の10時すぎ。
一人になり不安が押し寄せ、
大丈夫大丈夫
と何度も言いながら
そんなあの日から4年。
今でも治療してるけど、
治療ができてることはありがたいし、
そして、少しずついい方向に向かえてて、
何より、母は元気(^-^)
これからもそれが続いていってほしい
水栽培していたヒヤシンスが咲きました
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