真っ赤な唇が艶かしくて。
唇ばかりを見続けてしまいました。
パパの弁慶1000回公演以来のはじめての勧進帳が、
今月の歌舞伎座です。
染ちゃんは「義経」。
お行儀良くて、品格を兼ね備え、凛とした、
弁慶でなくても、命に代えてでもお守りしたい「義経」に仕上がっていました。
ただ、義経はほとんど動かないんですよね~
今回は逆にどれだけ動かないかを見てみようなんて、
意地悪心
が起きてしまい、ひたすら義経を見続けることに。
ぴたりととまった両腕の色の白さとしなやかさ。
ふわっとも動くことのない頭。
う~む、、、、そうなると、見続けるところは、
唯一見える唇
のみです。きゃ~ん!
すてき、すてき!
なんて艶かしい「紅色」なんでしょう!
いや~、ビデオで撮ってアップにしたいくらい、ステキな唇でした(違ッ!)
「判官、御手を取り給い・・・」
の部分ですが、義経はあんなに弁慶に近寄って行ったんでしたっけ?
上半身はあそこまで折らなくてもいいような気もしました。
ま、見る場所の角度にもよるのかな?
1000回を超えてもなお進化している弁慶。
そして、キッチーの富樫。
どちらかが何を語っても、拍手拍手の歌舞伎座なのでした。
(盛り上がりすぎ?)





