食品の袋の後ろのシール
やたらこまごま書いてあるなーって
思ったことはありませんか?
こだわりの材料をアピールするために
書いてるんじゃありません(笑)
 
 
 
 
食品表示法というものがございまして。
もうもうもう色々大変(笑)
文字の最小フォントサイズまで決まってます。
材料、特定材料、保管方法、
他にもカロリーとか書かねばなりません。
項目も決まっているし、
数値の単位も指定されています。
 
 
シュトーレンだと
使っている材料が多いので、
シールが大きくなります(^^;)
小さな個包装だと、
シールの方が大きくなっちゃうことも。
 
 
でも、販売するときに
包装されてる商品には表示が必要。
それが密封されてなくても
包装されてたら必要です。
 
 
この表示が人の命に
かかわるものだから、
私も超真剣にこのシールを作ります。
製造作業と同じくらい、
この表示を作ることを
真剣に大切に考えています。
 
 
特にアレルギーのこと、
ちゃんと判断してもらうために、
材料は細かく書きます。
「特定原材料」7種は表示義務があります。
「特定原材料に準ずるもの」20種は
表示を奨励されてます。
 
 
一見「乳成分」を
材料として使ってなくても、
もしかしたらその使ってる材料
(チョコとか)に使われてたら、
ここで表示しないと気が付かないまま
食べてしまうかもしれない。
だからこそこの表示が最後の砦。
 
 
 
 
 
もうひとつ、コンタミネーション
という注意喚起表示があります。
「本品製造場所では○○を含む
製品を生産しています」というあれ。
 
 

原材料には使っていなくても、

食品の製造場所内で

意図しない混入があるかも、

無いとは言い切れない場合です。

 
 
数年前にご一緒した人のお子さんが
「赤ちゃんの頃パン屋さんの前を通るだけで
アレルギーの発作が出た」と聞いて、
そんな重篤なアレルギーがある事を知って、
ほんとにこの食品表示が
大切なんだと痛感しました。
 
 
だから、最後の砦かもしれない。
そんな気概を持って、
必死に表示シール作っています!
 
 
 
冬の幸せのシュトーレンは
11月12日予約開始です💕