COP16では中国などを含む途上国の取組についての合意事項が多いことも特筆できます。
先ず、ルールについて。
各国が自主的に登録した緩和行動について4年に1度国別に報告書を作成すること、2年に1度排出量を把握すること、これも2年に1度ですが透明性確保のために専門家による調査を通じて国際協議と分析を行ないます。
資金面を含む支援策はどうでしょうか。
「グリーン気候基金」については既にお話しましたが、これも途上国に対する方策のひとつです。
次に小島嶼国が強く希望していた損失と損害に対するアプローチなどを含む適応行動・技術移転のための行動を始めることと、その方策を協議するための場をつくることも決定されました。
テンペルホーフ代表 堀 康典
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