肩こり＆ストレスでお悩みの方のためのスウェディッシュトリートメントの隠れ家サロンみんとの花
セラピストの竹内美都江です
＜3日目＞
ホテルの朝食は、フォーとすいかとジャスミンティー。
朝は少し雨模様。
雨はすぐやむので、地元の人は傘をささないようです。
焼きバナナやさんを発見
というか、なんだかわからないものの、
そばのカフェでなごんでいたおじさんが
「それはバナナだよ！おいしいぞう！」
というので買ってみた。
ココナツミルクをかけてくれる。
「ココナッツ！ココナッツ！」とおじさん。
どれ、ぱくり。
う。。。。うましっ
もちもちした皮。
温かくとろける甘酸っぱいバナナ。
それにココナツミルクのハーモニーっ
完璧だ。。。。
焼きバナナとしてこれ以上のスウィーツがあるだろうか。
いや、ないであろう。
感服いたしました
バナナに感動しながら、街の旅行会社へ。
今夜の目的地、ファンティエットへの高級バスのチケットを買う。。。
はずが、ホリデー価格で高くなっていたのでやめる
リスクをおかして自力でバスを乗り継いで行くことに。
この判断が案の定、後で後悔を生むことになるのです
さて、リゾート地へ自力で行くことにしたチャレンジャーな我々は
乗り継ぎのミエンドンバスターミナルへのバスを探す。
んがっ、ベンタイン市場そばのターミナルで探しても見つからない。。。
係員らしき人もいない。。。
泊まっていたホテルに近い場所に仮設バスターミナルがあったので
そっちに移動してみたが、やっぱり見つからない。
そこで係員を見つけて、やっと乗れた。
系統の番号が変わっていたらしい。
やれやれです
バスには地元民しか乗ってません。
運転手さんはクリスチャンらしく、フロントガラスに
クリスマスの飾りがデコってあります。
ミエンドンバスターミナルに到着！
降りてすぐのバインミーやさんはバイクの列ができてました。
原始的なドライブスルー。
小腹がすいたので買ってみました。
さすが地元民に人気なだけあって、安くて美味しい
40円で豪華です。
大きなバスターミナルのなかでうろうろしていると
「どこ行くの？」と声をかけられました。
「ファンティエットです。」
「じゃあこのバス行くから乗ってきなよ。一人15万ドンね。」
深く考えずに、まあいいかと乗り込むことに。
が、これがひどいバスだった。
上半身ハダカの男たちがどんどん荷物を運び入れていく。
そう、これは貨物！
窓は開かないし、窓ガラスわれてるし～。
ものすごく暑いがエアコンが効くのかもあやしい。。。
作業してる人たちが、なんか食べて来いと言う。
出発まで時間があるらしい。
「何時に出るの？」と聞くと
「3時。」
えっ
そんなにこのボロバスのために待てるもんかっ！
「やめる。返金してよ。」
「え～、いいから待ってなよ、すぐだよ。」
やんややんやのやりとり。
20万だけ返されて、ノー！30万きっちり返せっ！
どうにかこうにか全額返金にこぎつけました。
やれやれ
英語が話せるジャニーズのような少年は
「もうあと5分で出発するよ。」
としゃらっとウソつくし。
でもまあ、ちゃんと返してもらったからよかったです
気を取り直して、正規のチケット売り場へ。
バスのシステムは中国と同じような感じ。
大型バスの昼間のチケットが売り切れてたので困っていると、
警察官が小型のバスのチケット売り場に連れて行ってくれました。
ベトナムの警察官はバスターミナルにいて、世話を焼いてくれます。
なぜバス会社の人ではなく警察官なのかはナゾですが、とても親切です
そうしてめでたく小型のバスチケットを獲得！
ひとり10万ドンで、ボロ貨物よりお得でした♪
こちらがその「あいのり号」
見た目どおり(!?)、次々と新しい仲間たちが乗ってくるローカルなバスです
トイレに行ったついでにパイナップルを買いました。
パイナップルに辛い塩がついてきました。
すいかに塩みたいな感じでわるくないです。
ベトナムのトイレは、中国のような衝撃はないです。
なんにつけ、中国より少し快適な印象。
こんな感じで、バスのおじさんが乗る人を探しながら走ります。
人や荷物がだんだん増えて、いっぱいになり、
外が暗くなるとバスはようやくスピードを上げました。
車のスピードは全体にゆっくりめです。
のんびりした気質が表れているのかも。
バスの中のテレビでは、欧米のライブ映像やジェット・リーのアクション映像に
ベトナムの流行の曲がつけられて流れてました。
途中で寄った休憩所。
ここにはふつうの洋式トイレのほかに、
どうやって使うのかよくわからない地元式トイレがありました。
一面コンクリートで、すみの壁に四角い小さい穴があいていて、
ホースがついています。
穴めがけて小をして、水を流すのかな～と思いました。
やっとファンティエットに到着
でも、ここからさらなる試練が。。。
今夜宿泊予定のホテルは、ここから10キロくらい離れた
ムイネーという村にあるのです。
というわけで、バイクタクシーに乗ることに。
バイタクはぼられるとか犯罪が多いとか、
ガイドブックにさんざん書かれていました
でもタクシーは高いし、ここはバイタクで。
ところが、バイタクのおじさんが言った金額が高すぎると
夫がごねだしました。
え～、もういいじゃん、早く行こうよ～
と思いつつ、値段交渉につきあうことに
やっとこ値引きしてくれる二人が現れました！
やれやれ。
ベテランぽいおじいちゃんと、フレンドリーな笑顔のおっちゃんです。
笑顔のおっちゃん「どこから来たの～？」
日本です～とか言いながら、おっちゃんの後ろに乗りました。
ムイネーに出発
おじいちゃんと夫のバイクはけっこう前方を走ってるな～
と確認したそのとき！
おっちゃん、いきなり左折
おいおいおいっ
ちょっとまてー！！！！
しかもかなりのスピードで夜道をとばすおっちゃん！！！
やばいっ、やばいですぞっ
「地球の歩き方」の「バイタクによるレイプの犯罪多い」
の記事が頭をよぎる。。。
なんということだ。。。
いやまて、ただ近道してるだけかもしれない。
とりあえず聞いてみよう。
「私の夫はどこ？」
前方を指差すおっちゃん。
いやいや、さっき曲がったじゃない！
「ムイネー？」
「ノー。」
えっ！？
今、ノーって小声で言いました？
言いましたっ？？
「ムイネー！？」
「イエス。」
う～む。。。。
とりあえず、落ち着こう。
周りに他のバイクが走っているうちは様子をみよう。
しかし、人気のない道にいよいよ入っていったらどうしよう。
私の電話は使えるけど、夫のは使えないから連絡できないし。
警察とか大使館の番号知らないし。
せいぜい母に最期の言葉を伝えるくらいしか役に立たないなぁ。
あ～、こんなところで死にたくないよう。
いやまて、ただ近道してるだけかも。
値切ったから、はやく済ませて次の客捕まえようと思って
とばしてるだけかも。
ぐるぐるぐる。。。
と、道の脇に標識が。
ちゃんとムイネーこっちって書いてある
助かった～～～
だんだん街っぽくなり
おっちゃんは親切に、イルミネーションを指差して
「ほら、あれがナントカだよ。」
と教えてくれる。
疑ったりしてごめんなさい
が、身の安全が確保されたところで
次の心配が頭をよぎった。
私、ホテルの場所と名前よく覚えてない
夫はおじいちゃんのほうに住所を見せてたけど、
このおっちゃんには見せてなかったような。
ど、どうしよう。。。
不安は的中
海岸沿いに長い町の手前のほうで
おっちゃんはいったん停まり
「このあたりでいい？」
「う～～～ん、たぶん、もっと先。」
「ホテルの名前は、ナントカゴールデン！」
おっちゃんは道行く人に聞いてくれた。
でも違うみたい。
もっと先に行ってみることに。
私は必死で手がかりを探した。
たしかホテルの200ｍくらい手前に
ニナ・スパというマッサージのスパがあったはず。
行ってみたくてチェックしてたんです。
必死でニナ・スパを探す。
それにしてもスパが多いこと！
さすがリゾート地。
あったーーーー
奇跡的にスパの看板を発見
「ここからちょっと先です！」
おっちゃんがみごとナントカゴールデンを見つけ
ほっと一安心
やれやれ。
ホテルの前で夫を待つ。
なかなか来ない。
親切なおっちゃんは一緒に待っててくれた。
村のバイタクのおっちゃんもやってきて
しきりにツアーをすすめてきた。
やっとこ夫の乗ったバイタクが登場！
どうやら私たちが来ないので、ゆっくり走って
途中で待っていてくれたらしい。
私同様、彼もかなり心配したようだ。
さあ、これでやっと休めるね～と思ったのもつかのま。。。
予約ができてない！？
そんなぁあああ～
ネット予約だったけど、もう一回返信が必要だったと言われる。
そんな文書いてないのに～。
ここからホテル探しにもうひと手間。
とほほ。
ツアーをすすめてきたおっちゃんが、ホテルを紹介してくれるという。
こうなったらついていくしかない。
バイクに乗ってついたのが、この町はずれのホテル。
プールつき。
ヴィラもある。
でも、ボロい
ま、いいや。
いちばん安い部屋に泊まることになりました。
はぁ～、やれやれ。
ホテルのそばの食堂で、遅い晩ごはん。
ここの麺のスープは甘め。
大冒険の一日でした
長文、ご覧頂きましてありがとうございました
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