旅のしおり 熊本・宮崎・大分 PART7
TABINOSHIORI KYUSYU PART7


日程 2017年10月6日(金)~9日(月)
目的地 熊本県(熊本・阿蘇・小国)・宮崎県(高千穂)・

      大分県(由布院・別府)
カメラ Canon EOS M ( EF-M22mm )

 

鹿児島出張に続き、南九州3県の旅行記をお送りします。

今回はすべて初めて訪れる場所ばかりです。

 

 

温泉数・温泉湧出量日本一位を誇る、自称「温泉県」の大分。

最終日は別府観光からです。

 

 

別府の名物、地獄めぐりです。

入浴ではなく観光を目的とした温泉で、現在7つの地獄があります。

まずは結構いろんな色の温泉がまとめて見ることのできる、

ダイジェストともいえるお得な「かまど地獄」から訪問。

 

 

売店の地獄Tシャツ。

 

 

かまど地獄3丁目のコバルトブルーの温泉。

この色の温泉は非常に珍しい希少なものだそうです。

シリカが青い光のみを散乱させ(レイリー散乱)人間には

この色に見えるそう。空の色と同じ仕組みです。

 

 

かまど地獄4丁目は泥の温泉。

粘土が混じった、粘っこい温泉です。

 

 

湧いて出てくる泥が、たまに綺麗な球体になることから、

熱泥坊主などと呼ばれています。

 

 

スタッフが煙草の煙を吹きかけると、蒸気が一気に増えます。

煙草の煙の粒子に水蒸気がくっつき目に見える状態になるためだそうです。

 

 

かまど地獄のメインらしい5丁目。

泉温90℃の噴気で、古来より氏神の竃門八幡宮の大祭に、

地獄の噴気で御供飯を炊いていた事が名前の由来となっているそうだ。

 

 

この日は透明な緑色でしたが、年に数回突然色が変わるらしい。

看板にはミルキーブルーの写真がありました。

原因は不明とのことです。

 

 

かまど地獄6丁目はいかにも地獄といった感じの温泉。

様々な種類の粘土が溶けた95度の温泉。

深さも2mほどあるようで、落ちたらあきらかに地獄を見ます。

 

 

売店では温泉の蒸気で蒸したいろんなものが売られています。

トウモロコシおいしそう…

 

 

1個70円の温泉ピータンを購入。

なおピータンと書いてありますが、普通のゆで卵(蒸し)です。

 

 

次は、おそらく最も有名な「血の池地獄」。

観光客が多く儲かっているのか施設は大きく綺麗です(^^;

 

 

1300年以上前から存在し、日本で最も古い天然の地獄。

地下の高温・高圧下で化学反応を起こした酸化鉄等が混じった

熱泥が吹き上げてきて、赤茶色になっています。

 

 

面積は1300㎡とかなり大きいです。

深さもわかっているだけで30mはあります。(粘土質のため最深部が不明)

温度も78度と十分な地獄。

 

昔はよく爆発していてリアル地獄だったようです。

1927年には高さ220mまで達する大爆発を起こしました。

攪拌するようになってからは爆発しなくなったそうです。

 

 

血の池地獄の赤泥を使った血ノ池軟膏が販売されています。

第三類医薬品に指定されており、慢性皮膚病に効果がある

とのことです。

 

 

隣接する極楽亭にプリンを求めに訪問。

きれいなコーヒー(^^)?

 

 

極楽プリン 280円

 

低温蒸しプリンとのこと。
やわらかくまろやかだったかな(あいまい)。

 

 

血の池地獄から近い別府湯けむり展望台に寄り道。

 

 

地獄のある鉄輪温泉の湯けむりが見えます。

 

続きます☆

 

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