旅のしおり 熊本・宮崎・大分 PART5
TABINOSHIORI KYUSYU PART5


日程 2017年10月6日(金)~9日(月)
目的地 熊本県(熊本・阿蘇・小国)・宮崎県(高千穂)・

      大分県(由布院・別府)
カメラ Canon EOS M ( EF-M22mm )

 

鹿児島出張に続き、南九州3県の旅行記をお送りします。

今回はすべて初めて訪れる場所ばかりです。

 

 

2日目の宿がある杖立温泉に到着です。

熊本の北端、大分寸前の場所にあります。

なんだか、山奥の温泉街といった独特な雰囲気が良い。

 

 

ここより先は大自然。

 

 

杖立温泉は応神天皇の産湯として使われたとされることから、

約1800年の歴史があることになります。

 

杖立の名の由来は、杖をついて湯治にやってくる病人や老人も、

帰る頃には杖を忘れるという温泉の効能から来ているとも言われています。

 

 

時代が昭和のままで止まったような、

懐かしささえ感じるレトロ感。

 

 

「背戸屋」(せどや)と呼ばれる細い路地裏を

散歩するのも趣がありました。

 

 

 

凄く人懐っこい、なでなですると喜ぶネコ。

 

 

珍しい屋根付きのもみじ橋には、たくさんの絵馬が吊るされています。

河川をまたいで群れのように鯉のぼりを泳がせるのは、ここ杖立温泉が

発祥であり、絵馬ならぬ鯉と恋をかけた絵鯉もあります。

くまモン形のもありました。

 

 

温泉の蒸気が出ている蒸し場。

野菜や卵を買ってきて蒸したりできます。

 

 

 

5つある共同浴場のうち、半露天の岩風呂の元湯。

なんたら天皇の産湯として用いられたと伝えられる湯です。

 

無料ですが、思いっ切り遊歩道に面しています。

お湯はクソぬるくて大変すばらしい。

(※入っていません)


 

杖立温泉の泉質の良さは、平安時代の初めの頃、

旅の途中で訪れた弘法大師空海が温泉の効能に

いたく感銘されて、いいねを連打したほどだそうです。

 

 

では駐車場から旅館に行くところまで。

坂道でキャリーを引っ張っていくのはちと疲れる。

 

 

赤いやつは湯鶴薬師堂とも呼ばれる弘法大師ゆかりの御堂。

床下部分には「薬師湯」として知られる共同湯を持っています。

 

 

お世話になる白水荘です。

創業は明治5年。人間でいうと実に147歳。

 

 

外観はともかく、中は綺麗にリフォームされています。

 

 

 

 

お部屋は和室。良い意味でレトロ、

リフォームはされていませんが、手入れは行き届いており綺麗です。

 

 

食堂も大変綺麗で雰囲気も良い。

 

 

夕食は次々と料理が運ばれてくるスタイル。

地元の野菜や小国町のジャージー牛乳を使用。

温泉の蒸気で蒸した茶碗蒸しなど何品もの料理が出て、

しかも味も良く、大変満足♪

 

 

夜中の杖立温泉を散歩。

(※肉眼ではこんなに明るくありません)

 

 

 

白水荘の裏側。

 

 

 

もみじ橋はだいぶ薄気味悪いです(^^;

 

 

同意。

 

 

翌日の朝食です。

一品一品が丁寧に作られていて、おいしい。

ご飯もおひつでくれてたくさん食べられます。

 

1泊に大変おいしい2食付き、さらに温泉あり。

驚きの価格は6,600円でした(^^)♪

心配になるくらい安いw

 

続きます☆

 

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