旅のしおり 岩手
TABINOSHIORI IWATE
日程 2016年8月14日(日)~17日(水)
目的地 岩手(盛岡市)
カメラ Canon EOS M ( EF-M22mm )
夏休みは岩手に帰省しました♪
東京駅から東北新幹線はやぶさで2時間10分、盛岡に到着です。
ずんだシェイク ¥250- (税込)
まずは恒例の行事。
盛岡駅のずんだ茶寮で売っている、マツコデラックス絶賛のシェイク。
ずんだは伊達藩の郷土料理で、枝豆を砂糖とともにすり潰した甘い餡で、
普通は餅に絡めていただきます。
スイーツとの親和性が高いです。
市中心部にはハンギングバスケットが設置され、
街並みを綺麗に飾っています。
姉妹都市で花の街のカナダ・ヴィクトリア市の文化を取り入れ設置を進め、
現在、神戸市を抜いて日本一の設置数を誇ります。
国重要文化財の岩手銀行中ノ橋支店(旧盛岡銀行本店)。
ルネッサンス調のお気に入りの建物です♪
最近まで現役の銀行だったのですが、改修工事を終え
岩手銀行赤レンガ館として内部が公開されました。
入り口と待合スペースだった場所。
重厚な石造りのカウンター。
かつての銀行業務の執務室。
非常に重厚で見ごたえがありました。
町屋が保存されている趣のある街並み、
鉈屋町の惣門通りです。
むかし京都から豪商鉈屋長清が盛岡にやってきて、
釶屋山菩提院という寺を建てたのが町名の起りの鉈屋町。
城下町の風情を色濃く残す一角。
新築でもわざわざ、町並みに合わせて作ります。
昔は木の格子にいきなり障子だったようで、
雪が降る厳寒の東北ではさぞつらかったことでしょう。
死んだはずだよお富さんで有名な春日八郎の『お富さん』の歌詞の中に、
「イキな黒塀、 見越しの松に」とありますがこのような感じでしょうか。
ちょうど帰省した14日は鉈屋町の迎え盆の行事の日でした。
かつて盛岡で行われていて現在は廃れてしまった
お盆の迎え火・送り火、鉈屋町では今でも伝統を守り続けています。
夜には焚き火の中で黒川さんさ踊りの門付けが行われます。
門付けは、鉈屋町のような街道筋の入口に発達した町場では
町場と農村との交流の象徴として特に大切にされてきました。
最近鉈屋町にできた、新スポット・もりおか町屋物語館。
プレミアム和ぐるみソフトクリーム ¥400-
くるみのソフトクリームは珍しいですね。
調べてもここと、長野のくるみの里くらいでしょうか。
岩手特産のオニグルミを使っています。
さらにプレミアムは手割りのクルミをふんだんにかけてくれます。
ほのかに感じるクルミ、主張は薄いのですが、明らかに普通の
バニラとは違う感じで、おいしかったです。
くるみのおさけ 試飲 ¥200-
震災復興商品のくるみのおさけ。
津波と火災に見舞われた大槌の赤武酒造の看板商品「浜娘」と
岩手県産オニグルミのペーストを使ったリキュール。
現在はこことAmazonで販売しているようです。
ドロッとしたのを想像していましたが、さらっとした軽口とほのかな
クルミの香りとかすかな甘味でバランスがよかったです。
日本酒の試飲もやっていて100円でおちょこになみなみ。
これはお得(^^)♪
静岡県側から見た富士山に似ていて、その片方が削げているように
見えることから、南部片富士と呼ばれているそうです。
川は東北最大で全国4位の流域面積の北上川です。
毎年8月16日には送り盆行事「船っこ流し」が行われます。
盛岡市指定無形民族文化財の由緒ある行事です。
今年は久しぶりに見物に行きました。
各町内会等で作られた飾り船を夕方に火をつけて北上川に流します。
祖先の霊を送り、無病息災を祈る行事となっています.
舟っこには花火や爆竹などが仕掛けられており、
最初は実ににぎやかに流れていきます。
花火が燃え尽きると龍やフェニックスのような炎を上げ、
その後静かに燃え尽きる光景は情趣を感じます。
最後にスイーツをご紹介♪
創業66年盛岡の老舗・花月堂がプロデュースするプランタン・ブラン。
目を引く美しいスイーツ。
洋菓子に乏しい盛岡に新風を吹き込みました。
フルッティーノ!パフェ ¥720- (税込)
大きな大きなケーキ。
ワッフルの中にはふわっふわのヨーグルトロールケーキ。
その上には生クリームとパッションムース。
口どけ濃厚ながら甘酸っぱくさっぱりとしています(^^)♪
皆様にはあまりなじみのないであろう盛岡、
少しでも良さが伝われば何よりです☆