旅のしおり 金沢 PART4
TABINOSHIORI KANAZAWA PART4
日程 2016年2月11日(木)~14日(日)
目的地 石川(山代温泉・金沢)・岐阜(白川郷・飛騨高山)
カメラ Canon EOS M(EF-M22mm)
★行程★
1日目 加賀温泉(山代温泉)
2日目 金沢市(近江町市場・21世紀美術館・兼六園)
3日目 金沢発バスツアー(白川郷・飛騨高山)・兼六園ライトアップ
4日目 金沢市(ひがし茶屋街・金箔体験)
2月に行きました金沢旅行記です。
金沢は大好きな街なので楽しみにしていました!
今回は3日目のバスツアーです。
今回のメインは合掌造りで有名な世界遺産・白川郷です。
金沢からは定期路線バスが出ていますが予約が取れなかったので、
金沢発-白川郷・飛騨高山行きのバスツアーを申し込みました。
バスは富山県南砺市(なんとし)に寄り道。
白えびせんべい手焼き体験なるものがツアーについていました。
おじさんにせんべいの焼き方を教わります。
タイミングや筋付けなど意外と難しい。
焼き立てのおせんべいおいしかったです(^^)♪
体験の後は、ささら屋・福光本店でお買い物タイム。
どうせ、せんべいを買わせるイベントだろうと思っていましたが、
体験も面白く、おいしい試食がしこたまあってお茶も飲めて、とても良かったです♪
皆さまいっぱい買っていましたw
(2012年 撮影)
以前訪れたときの写真ですが、ここ南砺市にも合掌造りの集落があります。
その一つ、世界遺産・五箇山です。
富山には他にも写真の立山黒部アルペンルート。
法学部生におなじみの宇奈月温泉などがあります。
せんべいを食べた後は一路、白川郷へ。
観光バスで行くと大きなつり橋を渡ることになります。
そんなに怖くはないです。
世界遺産 白川郷
展望台からの様子です。
岐阜県大野郡白川村の荻町集落、重要伝統的建造物群保存地区で世界遺産。
独特の景観をなす合掌造りの集落です。
いまも実生活に使われているところに価値があります。
屋根は豪雪に耐えられるよう60度近い急勾配になっており、
ほぼ正三角形の特異な形状をしています。
いくつか公開されている合掌造り民家の一つ神田家。料金は¥300-
江戸後期に石川県の宮大工により10年の歳月をかけて建てられた
160年以上の歴史のある極めて完成度の高い合掌造り家屋です。
4階建となっており、中2階も含めると実に5層構造になっています。
写真は1階大広間、生活の中心の場。
年中火が絶えることがなく、中2階にいる使用人が火見窓から様子を確かめていました。
上の方には牛の木と呼ばれる太さ60cmの松木を使用した梁があります。
3階です、主に養蚕が行われた場所だそうです。
4階は物置として使われていました。煙抜きの窓があります。
梁を見ると煙で真っ黒になっていますが、これは屋根を囲炉裏の煙で
いぶすことによって防虫・防腐の効果を得ているためです。
茅葺(かやぶき)は20年程度で交換する必要があり、近年では維持が個人の力では
非常に困難となっており、このような保存地区以外ではどんどん失われているようです。
中部地方の山間部の郷土料理、五平餅をいただきました。
潰したご飯を、醤油や味噌の甘めのタレを絡めて串焼きにしたものです。
(2012年 撮影)
1~2月の特定日にはライトアップも行っています。
続いて、観光バスは飛騨高山へと向かいます。
飛騨高山 さんまち
高山市の三町伝統的建造物群保存地区です。
いわゆる 『さんまち』 と呼ばれる区域。
城下町の中心で商人町として発展し、その景観は飛騨の小京都と呼ばれています。
建物の高さや構造にも厳しい規制があり、修理・新築には高山市の許可が必要と、
美しい景観が守られています。
さんまちはお土産屋さん・酒造・カフェなどお店が豊富で
見ごたえたっぷりです。
味噌と醤油の大のや醸造。
買いに来たのはお酒です。
白酒 300ml ¥720- 730ml ¥1,600-
来るたびに買っている白酒、あまいお酒好きにはもってこい。
どぶろくやにごり酒とも違ったかなり甘い米麹のお酒。
試飲も¥100-でできます。
朴葉味噌用の朴葉。
高山の郷土料理で、朴葉の上で特製の味噌と野菜・肉などを焼きます。
味噌とセットになったお土産を買いました♪
日中は観光客で大賑わいのさんまちですが、お店が閉まると人もいなくなります。
雰囲気をゆっくり楽しみたいなら高山に宿泊するといいです。
菜っぱ
ちょっと遅い昼食。
名物の高山ラーメンを食べることにしました。
高山ラーメン ¥700-
飛騨牛 牛筋ラーメン ¥850-
しょうゆ味ベースで麺は細い縮れ麺。
見た目の色よりあっさりしています。
いつも味噌ラーメンか、めちゃ辛ラーメンですが、
たまのしょうゆラーメンも良かったです。
飛騨牛握り 2貫 ¥600-
ブランド牛として名高い飛騨牛の握りを注文。
霜降り肉をバーナーでさっと炙っていただきます。
とろけておいしいです(^^)♪
名物のみたらし団子屋さんです。
かなり目立つ場所にあります。
ちいさな小屋の中でばっちゃが団子を焼いていました。
みたらし団子 ¥80-
特徴はまったく甘くないこと。
盛岡のお茶もちという甘くないヤツで慣れているので気がつきませんでしたが、
ショックを受ける人もいるとか(^^;
最後にお菓子を一つ買いました。
おわら玉天 ¥100-
富山県南部・八尾町を代表するお菓子。
卵と砂糖と寒天を焼き上げたもの。
ふわ~とした食感ですが、割と淡白な儚い感じでしたw
(2010年 撮影)
春と秋の高山祭も凄いようです。
写真は高山祭屋台会館に展示している見事なからくり屋台。
観光バスツアーはこれより金沢へと戻ります。
次回PART5では兼六園のライトアップをご覧いただきます。