旅のしおり 金沢 PART3 流れ星
TABINOSHIORI KANAZAWA PART3

日程 2016年2月11日(木)~14日(日)
目的地 石川(山代温泉・金沢)・岐阜(白川郷・飛騨高山)
カメラ Canon EOS M(EF-M22mm)

 

★行程★

1日目 加賀温泉(山代温泉)

2日目 金沢市(近江町市場・21世紀美術館・兼六園)

3日目 金沢発バスツアー(白川郷・飛騨高山)・兼六園ライトアップ

4日目 金沢市(ひがし茶屋街・金箔体験)

 

2月に行きました金沢旅行記です。

金沢は大好きな街なので楽しみにしていました!

今回は2日目の後半です。

 

21世紀美術館

 

パティスリー・オフクでおいしいケーキを頂いた後は裏手にある

21世紀美術館に行きました。

 

伝統工芸の色彩が濃い金沢に最先端のアートの旋風を吹き込み、

欠かせない観光スポットとなっています。無料ゾーンだけでも見ごたえがあります。

無料ゾーンは22時までやっており夜まで楽しめます。

 

 

一番有名なのはこちらでしょう、題名「スイミング・プール」。

一見するとただのプール、でも中に人がいます。

 

 

プールの水面の下は水のない空間です。

上の方は無料ゾーンにあるのでタダで見ることができます。

 

 

天気のいい日は光がキラキラゆらめき不思議な感覚を得られます。

 

(写真出展 サマリー https://sumally.com/p/1277910)

 

超広角カメラでないと収められないので写真をお借りしました。

題名「ブルー・プラネット・スカイ」

四角くくりぬかれた天井から刻々と変わる空の様子を眺めます。

 

無料ゾーンにあるので晴天・雲・夕焼け・闇夜・雨・雪など

好きなシチュエーションで何度でも来ることができます。

 

 

題名「雲を測る男」、これも無料ゾーンにあります。

映画終身犯から着想を得て製作とのこと。

 

 

屋外設置作品「カラー・アクティヴィティ・ハウス」

立つ位置と光の強度で街の様子が様々に変化していきます。

 

 

マゼンタだとこんな感じです。

 

 

作品ではないと思いますが、うさぎさんイスがずらりとならんでいます、

もちろん休憩できます。

 

 

何かロボットのようなものが・・・

以前来た時はなかったと思います、常設かどうかはわかりません。

 

 

たまに動きます。

 

(写真出展 公式HPより)

 

展示室の一面が傾斜したコンクリート壁になっており、

上の方に長径7mもの巨大な漆黒の楕円があります。

 

どんなに目を凝らしても穴なのか絵なのかわかりません。

実際には大きな穴で内部は青い顔料で塗られているそうです。

ずっと見ていたくなる面白い作品です。

 

 

作品名「細胞の中の幽霊」、展示は終了しています。

アートを通して科学やデザインなどの領域を超えた研究・実践を行う集団BCLが

初音ミクにDNAと心臓の細胞を与えることで生命と非生命の境界線は

どこにあるのかという普遍的な問題を現代の視点から問い直したもの。

 

 

いつもは西洋画しか見ませんが、とても面白い作品が多くおすすめの美術館です。

兼六園も隣ですので便利です。

 

兼六園

 

21世紀美術館を鑑賞した後はお隣の兼六園へ。

加賀百万石の城下町を築いた前田家が180年の歳月をかけて完成した庭園。

岡山の後楽園・水戸の偕楽園とともに日本三名園の一つとされています。

 

 

冬の情景は特に趣深く、積雪から樹木を守る雪吊りが風物詩となっています。

この日は2月にも関わらず残念ながら積雪ゼロ。

 

(兼六園観光協会HPより)

 

積雪があればこのような景色になります。

 

 

兼六園のシンボル・徽軫灯籠(ことじとうろう)です。

写真スポットとなっており、園スタッフが写真を撮ってくれました。

二本足の灯籠です。

 

 

現存する中では日本最古と言われる噴水。

金沢城に水を引くための試作と伝えられており、

水源との高低差を利用した自然の水圧で吹きあがっています。

 

成巽閣

 

兼六園に来たらぜひ見て行って欲しい場所、成巽閣(せいそんかく)です。

国指定重要文化財となっています。入場料が別途必要です。

 

 

加賀藩13代藩主前田斉泰が母親のために兼六園の敷地内に建てた御殿です。

内部は撮影禁止なので写真をお借りして紹介します。

 

(写真出展 プラネタライズ http://planetyze.com/ja/japan/kanazawa/seisonkaku

 

公式の御対面所である謁見の間です。

花鳥の欄間を境に上段下段18畳。上段の絨毯はインドに特注した家紋入り。

壁には金箔を粉にした金砂子が使われ贅を尽くした大名書院造となっています。

 

建物内にはアンティークなシャンデリアがありますが、大正天皇がご宿泊された際に、

アメリカから輸入されたものとのことです。

 

(写真出展 あるんけ金沢 https://event.arunke.biz/kankou/yuwaku/seisonkaku/ekken

 

花鳥の欄間の彫刻が実に見事です。

檜の一枚板の両面透かし彫りで、岩絵の具で鮮やかに彩られています。

 

(写真出展 プラネタライズ http://planetyze.com/ja/japan/kanazawa/seisonkaku

 

こちらが群青の間。

天井が鮮やかな群青色で、日本と西洋の融合を感じます。

群青は前田家にしか使用が許されてなく、当時高価だった人工顔料が使われました。

壁が青い書見の間もあります。

 

他にも前田家の高価な所蔵品など展示されており、大変見ごたえがありオススメです。

 

もりもり寿司

 

金沢駅隣のフォーラスにある回転寿司屋さんに来ました。

17時と夕食には少し早めに来ましたが、少し並びました。

近江町市場にあるほうは大名行列として有名で相当混雑するようです。

 

 

キレイ目の店内。

注文はタッチパネルでもできます。

 

前田家の家紋風に並べてみました。

お皿は1枚120円~470円(税別)。

 

 

のどぐろ ¥470-

 

これが北陸の特産品で高級魚のどぐろです。

歯ごたえは鯛の歯ごたえとヒラメの弾力を合わせた感じで、なおかつ柔らかいです。

さらに白身でありながら脂がのっており、味わいも深い、実においしいです。

 

 

甘えび ¥470-

 

北陸では甘海老は一番高い皿に載る高級品。

南蛮エビとも呼ばれ、いつも食べている甘えびとは比べ物になりません。

ねっとりとした歯ごたえに、強い甘み、ボタンエビ以上のおいしさです。

 

 

甘エビの頭を使った味噌汁が安価でとてもおいしかったです。

 

 

他にもおいしいものをいろいろいただきましたが、

値段が手ごろでおなかいっぱいまで楽しめます(^^)♪

 

 

ホテルの壁は金沢特有の赤壁になっていました(^^;

 

2日目はこれで終了です。

PART4に続きます☆

 

どくしゃになってね…