流れ星金沢PART5 ひがし茶屋街 お茶屋 懐華樓
  かなざわへ出かけよう 金沢旅物語


昨年2011年2月に金沢に旅行に行きました。の続き。
茶屋街のメイン、二つ目。

お茶屋はかつて大商人の旦那衆が粋を極めた花街。
芸妓の踊りや三味線、唄などの芸を鑑賞し、飲食しながらお座敷遊びを楽しむ場所です。
いまでも一見さんお断りの場所が多いです。

懐華樓
ジュリアードのケーキ日記

ジュリアードのケーキ日記

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金沢で一番大きい築190年のお茶屋。
昼は一般に公開していますが、夜は一見さんお断りで、今もなお一客一亭で華やかな
お座敷が上げられています。

金沢市指定文化財で見学料は¥700-です。

ジュリアードのケーキ日記

建物に入ると、青い絨毯と朱塗りのあざやかな階段が目に入ります。
お茶屋のメインフロアは2階なので、非常に力が入っています。
石川県の伝統工芸の輪島塗です。

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階段の上です。

ジュリアードのケーキ日記

2階へ上がりました。

ジュリアードのケーキ日記

朱の間へ。

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朱の間は主に商人をもてなすのに使われたという。
壁に合わせて畳も紅花染めになっています。へりもピンクです。

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群青の間です。
この落ち着いたお座敷は主に武家のお客をもてなすために使われました。
狩野派の屏風があり、襖には百人一首が描かれている。

ジュリアードのケーキ日記

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こちら群青の間と奥の朱の間の間には市松の間という小さな部屋があります。
これは両側のお客様同士の会話が聞こえないようにある空間です。

普通、畳のへりは踏んではいけませんが、ここの畳のへりは「卍」を表していて、
へりを踏んで様々な穢れを浄化するのだという。

ジュリアードのケーキ日記

開けてくださいと言わんばかりの注意書き。

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1階へ降りました。

ジュリアードのケーキ日記

もちろん坪庭もあります。

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ここは金箔畳の茶室です。上がることはなりません。
この畳は、水引に金箔を巻いて、それを井草の代わりに使って織っています。

このほかにも懐華楼カフェでお抹茶をなどをいただくことができます。
もちろんくずきりの黒蜜に金箔をあしらっていたり。

ジュリアードのケーキ日記

年に数回、艶遊会が開かれ、誰でもお茶屋を体験することができます。
二万円。

ジュリアードのケーキ日記

懐華樓
石川県金沢市東山1-14-8
TEL 076-253-0591
営業時間 9:00~17:00
      [夜は要予約(一見さん不可)] 17:00~21:00
定休日 無休

ひがし茶屋街はこれで終わりです。

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