ジュリアードのケーキ日記

フランス展 新宿伊勢丹
 4月20日(水)~4月25日(月) ※終了しています

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PART3 GOODS

物産展の王様、伊勢丹のフランス展です。
他の百貨店と伊勢丹のバイヤーの格の違いがわかります。

ジュリアードのケーキ日記

土曜日ともなれば人でごった返す、平日も混んでいるようですけど。
目利きのバイヤーが選んだワイン売り場は毎回大盛況。
私はアイスワインしか好きじゃないのでつまらない。

オーベルジュ・ド・ラ・マドンヌ ピサラディエール
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マドンヌ特製白身魚のピサラディエール ¥1,260
白ワイン ¥525-

オーベルジュ・ド・ラ・マドンヌはミロ親子が営むニースの山の中にあるミシュラン一つ星のオーベルジュ。
オーベルジュとは、主に郊外や地方にある宿泊設備を備えたレストランである。
イートインに登場しました。たぶんアレのせいでご本人は来日しませんでしたが。

ジュリアードのケーキ日記

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ピサラディエールは南フランスの郷土料理。家庭のオヤツ。
じっくりペースト状になるまで炒めたあめ色の玉ねぎを、薄く伸ばした発酵生地にたっぷりと塗りつけ、
アンチョビ&ブラックオリーブを盛り付けるのが基本のようです。
今回は白身魚のフライとイワシの2種類がありましたので、白身魚を注文。

カリッとした生地にほの甘い玉ねぎ、そしてソースを絡めた白身魚のフライ、
なんとも非常にバランスが良い。作り置きなのになかなかおいしい。

これくらいの量でもゆっくり食べるので満足できますね。

バスク豚のサラミ 
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ピエール・オテイザ氏は絶滅寸前だった純血100%バスク豚(黒豚)を復活させ、
2006年にレジオン・ドヌール勲章(名誉の軍団の国家勲章)を叙勲された。
バスク豚が育成されるのは実に年間たったの2000頭であり、食べたくてもそうそう食べられない。

バスク豚
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広い野山で好き勝手に放し飼いされている豚さん。
栗やどんぐり、ブナの実など季節ごとの恵みが彼らの糧となります。

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ソシアン・アルデュード 100g ¥1,575-

これがまた本当にうまい。おかげで他のサラミに手を出す気がなくなった。
とんでもない旨みが一噛みごとに染み出てくる。
フランス展以外では、ほとんど見かけることはないですが、ぜひ召し上がってもらいたい。

マネッシュ豚 ベーコン
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マネッシュ豚ベーコン 100g ¥300-くらい

こちらはバスク豚ではないのですが、バスク地方で同じように放し飼いにされている豚と聞いた。
検索しても詳しいことは出てきませんね。
焼いて塩で頂くと、こちらも旨みが強い。
最初はああなるほどくらいに思ったら、しばらくすると思い出して食べたくなるw

その塩とはもちろんコチラ!

ゲランドの塩
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真ん中の汚い色のヤツ ¥735-
右の白いヤツ ¥3,465-
上澄みか沈降物かの違い、ミネラルは汚いほうが多いと思います。

ブルターニュ半島南部ゲランドはさまざまな野鳥たちが群れ集う自然の宝庫。
この地で1000年以上もの長きにわたって、塩職人たちは先祖代々からの製塩法を
かたくなに守り続け、海水を干満の差によって塩田に引き込み、太陽と風の力だけで
ゆっくりと結晶になった塩を手作業で収穫。

普通の塩を舐めると、とげとげしく辛いものであるが、
ゲランドの塩は甘み・旨みに溢れる。本当に甘いのだ。
もはや料理には欠かせないものとなった。

ちなみに今回は多くのフランスの塩が出ていましたが、やはりこれが私は一番好きです。

ラ・サロルジュ・ドゥ・ラ・ヴェルトンヌ
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ロワール地方。旨み・甘みはゲランドよりは少ない。

アクアセル
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フランス・ロワール地方。上のに近いと思ったら場所も近かった。

カマルグの塩
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南フランス・アルル、カマルグ湿原。まさに塩辛いただの塩。

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コレ行ってきます!

西武渋谷『Hanako スイーツフェスティバル』
2011年4月27日(水)~5月8日(日)
https://www2.seibu.jp/wsc/020/N000041243/0/info_d