カフェ編の続きです。
西洋かぶれの私ですが、今回は古き良き日本の歴史を感じさせるようなブログにしました。

盛岡市街
ジュリアードのB食倶楽部 おもにケーキ日記

いまさらですけど・・・岩手県の県庁所在地、盛岡市です。
人口は30万くらい。
東京から東北新幹線で2時間30分です。
誇れるものは『盛岡冷麺』

一見普通のひなびた感じの町ではあるが意外にも見所がある場所を
紹介しましょう。鉈屋町周辺です。
むかし京都から豪商鉈屋長清が盛岡にやってきて、
釶屋山菩提院という寺を建てたのが町名の起りの鉈屋町。
城下町の風情を色濃く残す一角。

惣門通り
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盛岡城下・外曲輪出入口のうち、最も重要な街道筋には惣門を
設置し改め番所で往来を監察しました。
これが地名のおこりになりました。

木津屋本店
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盛岡市の代表的な町屋建築として岩手県有形文化財に指定。
本来は柾葺き(まさぶき)で外壁が白漆喰。
そして「うだつ」を立ち上げて防災に注意した造りになっている。
「うだつ」はたぶん2階の左側のでっぱりだと思います。

「うだつ」とは町屋が隣り合い連続して建てられている場合に
隣家からの火事が燃え移るのを防ぐための防火壁・
うだつを上げるためにはそれなりの出費が必要だったことから、
これが上がっている家は比較的裕福な家に限られていた。
「うだつが上がらない」の語源ですね。

大慈清水
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平成の水百選。
原敬墓所がある大慈寺の二つのお寺の境内から清水が湧き出で
木管を通して共同井戸の水源としました。
これが青龍水と大慈清水で、これらの清水は雛壇形式の箱で造られていて、
一番目が飲み水、二番目が米研ぎ用、三番目が洗い水、四番目が足洗い用と
決められており、今でも生活水として多くの人たちに利用されています。

あさ開
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酒蔵です。敷地内に湧き出る大慈清水を利用して仕込みを行う。

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古い町並みが今なお残る鉈屋町。
昔は木の格子にいきなり障子だったようで、、、
こごえ死ぬ雪

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新築でもわざわざ、町並みに合わせて作る人もいるようです。

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お母様に教えてもらいました。
死んだはずだよお富さんで有名な春日八郎の『お富さん』の歌詞の中に、
「イキな黒塀、 見越しの松に、あだな姿の洗い髪、死んだはずだよお富さん」とあります。
これが、イキな黒塀、見越しの松だそうで、、、

これで今回の盛岡の紹介は終わりです。


おまけ

NEAT(ニート)というバーがあります。
ことりっぷにも乗っています。夫婦でやっている、なごやかなバーです。

ブリティッシュローズ
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日記はまだ書いてませんが、銀座のサンタ・マリア・ノベッラ・ティネサリアでいただいた
ローズリキュールが大変気に入り、バラに興味を持ってしまったので、
何かできないか注文したら、これを作ってくれました。

名の通ったカクテルではないようで詳しいレシピはわからんですが、
ジン・マラスキーノ(サクランボ)・ローズシロップのようだ。
甘いサクランボの中でほのかなバラの香りがする。
実に素晴らしい。

ローズシロップorリキュール買って来ましょうブーケ1


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