問題がある職場の老人男性パート数人が色々面白い。


①朝が早い。


老人あるあるだが、朝の4時くらいに目が覚めちゃうらしい。だから、出勤1時間前から会社に来て事務所に待機している人が何人かいる。


「モーさん、聞いてくださいよ。あんなに早く来られたらプレッシャーなんですけど」と私に言う20代社員。


②早く来た分、集配業務の出発も早い


病院に10時到着なのに9時30分に到着してたりする。ほとんどの人は待つが、数人は早めに行ってしまう。よって病院から苦情。


「あんまり早く来られても検診終わってないので…」と。そりゃそうやろ…。


③俺流を突き通す


勝手にルールを変えて、俺流に変更。「このやり方でやってきたから、大丈夫」と言われるも、正社員の人が「いや、ちゃんと理由があって…」と揉めている。女性パートは、「めんどくせぇ…、言われた通りにやりゃいいものを」と言いながら冷めた目で見ている。


まあ、こんなのが数件ある。少々社員が気の毒になる。時間通りに出勤すればこんな事にはならないのにね。


さて、本題を言う。こういう事をするのは、たいてい家事をしてこなかった「じい様」である。


多分、家にいても暇だし、嫁には邪魔だと言われるので、居場所がなくて早めにくるのでは…という私の推理だ。


同年代の女性でこんな事をする人はまずいない。朝なんてバタバタでくる。


「洗濯して朝ごはん作って忙しい」と言い、帰りもダラダラ話さず「夕ご飯どうするかね」なんて言いながら帰っていく。


小さな事だが、やっぱり60代の男の人ってけっこう奥さん任せの人が多いんだろうなと思う。


これが20代30代の男の人だと、ずいぶん違う。なんなら「最近、俺の方が分担率が高い」と家事の愚痴を言う男の人が結構多い。


それでも、何もやってこなかった爺様より良いと思う。なんというか気遣いもできるのだ。


やっぱり、男の人も家事を出来た方がいいよね。なおかつ自分の趣味を持っている人(ギャンブル以外)がなお良し。


「好きな歌手のコンサート行ったわ」とか「山登り楽しかったわ」とか「野球の審判して高校⚾️毎年関わっている」とか男性でも好きな事があるといいなぁと思う。


結果的に、そう言う人が仕事も出来て、気遣いもできている気がする。仕事しかしてこなかった人は、結局仕事ができない人に最後はなってるんだよね。


そんな私も家事や子育ての経験があったから、20代の自分より仕事は出来ている気がするもん。何事も色々な経験が人を作るのだと思い知る。