2ヶ月前にミュージカルスクールにお試しレッスンを受けにきた1年生がいた。


幼児クラスの方と小学生クラスの体験をさせていたようだったが、先生は、雰囲気的に幼児クラスをオススメしてた感じだった。ちなみに1年生でも幼児クラスの子は沢山いる。(わが家の次女もそうだ)


しかし、その親は小学生クラスを選んだ。小学生クラスは、結構きついが大丈夫だろうかと不安に思っていた。


先日、見学するとその子が泣いており、レッスンを放棄していた。多分、練習についていけずに心が折れたのだと思う。父親らしき人が怒っている。


「やる気がないなら帰るぞ」と…。気持ちはわからんでもないが、どう考えてもクラスの選択ミスだと思った。その子供が少し気の毒だった。というか自分の子供に高望みした親のエゴに感じた。


ちなみに1年生でも普通についていける子はいる。そういう子は、幼児クラスからセンスがあり上手かった子や、賢くて聞き分けが良い早熟な子だ。たまに才能の塊やなという一材もいるが、それは稀である。


ほとんどが凡人の次女のような子は、2年生か3年生で小学生クラスに上がった方がいいのではないかと個人的には思っている。


小学生クラスの1年生を見るとついていける子が少し、ほとんどが少し心が折れて集中力がきれてしまう子、出来なくて泣き出す子、サボる子を見かける。先生も1年生には無理はさせないので、見守ってはいるが…。


やはり、自分のレベルに合ったクラス、もしくは少し上だけど追いつけるレベルが1番良いのだ。これは、習い事に限ったことではなく、学校でもあることだと思う。


推薦で自分より格上に入ってしまって、苦労するなんてよくあることだ。


旦那は、昔「推薦って危険やねん。俺なんて私立だから、スポーツとかでダメになって辞めたやつ何人も見てる。勉強してねーからな。推薦でも入れるくらいの学力レベルがないと本人が入ってから苦労する」と言うのでその通りだと思う。


親もついつい高望みしてしまうが、そこは冷静に判断して子供に合わせたクラスを選択した方が、長い目で見たらその子も楽しく続けられるのではないかと思うのである。