昨日は、子供たちの春の遠足だった。
小学校の春の遠足は、公園まで長い距離を歩く。次女は、ぶっちぎりの最下位で公園に到着したらしい。
さて、無事ゴールした次女は、一緒に根気強く手を繋いで歩いてくれた6年生の男の子(1年生と6年生はペアで必ず歩きます)から、手作りのご褒美メダルを貰っていた。
しかし、次女は不満だった。期待していたメダルには、この絵が描かれていた。
ドラゴンボールの悟空だった。上手に描けている。
しかし、次女はドラゴンボールを知らない。
「なんで、ムキムキの男のメダル貰わなきゃいけないんだ私、女の子なんですけど!!ちょっと考えて欲しいんですけど!!頑張って歩いたご褒美がコレだよ!!」と不満大爆発だった。
まるで、プレゼントのセンスがない彼氏の愚痴を言っている女のようだ
まあ、言うても6年生の男の子である。相手の事を想像して描くなんて微塵もなく、好きなキャラクターを描いたのだろう。その子は悪くない。
文句ばかり言う次女に「ずっと歩いてくれたんやろ??そんな事言うんじゃないよ」と諭したが、次女はこの絵をはぎ取り、自分の絵にカスタムしていた。
長女は「確かにマッチョの絵で私も嫌だけど、そこは我慢しなよ。6年生可哀想じゃん。一緒にあんなノロノロ歩きを付き合ってくれたのに」と注意していた。
悟空がマッチョな男にしか認識できない我が子の驚きと、女というのは小さい時から女なのだと思う。
とりあえず「これはね、地球を救ったスーパーヒーロー漫画の主人公なんだよ。悟空はただのマッチョではない」と教えておいた。