家の近くに絵を教えてくれる教室がある。長女は、絵を描くのが好きで前から少し考えていた。ホームページを調べたら、月に1回からでもOKだそうだ。
行ってみると、小学生には「楽しんでやってね」という感じで、美大受験の教室がメインの教室だった。個人で好きなものを作れるレッスンとテーマを与えて集団で学ぶレッスンと分かれていた。
体験で行かせてもらった日は、個別で好きなものをやるスタイルの授業。長女の同級生も体験に来ていた。その子は「あやちゃんだ」と話しかける。娘は少しホッとしたようだった。
娘によると「あの子も図工上手なんだよねー」と言う。「あの子も」ということは、自分もそれなりに上手いと自負しているのかな?と思った。
絵画教室の先生は、50代くらいの見た目がいかにも芸術家&仙人みたいな人だった。
さて、流石に美大の先生というか、最初は折り紙とか絵、粘土など自由に満遍なくやらせてみて、その子が得意そうな分野を探っていた。
娘の友人は粘土、長女は絵だった。先生が私に「娘さん、少し神経質ですか?」と聞いてきたので少し驚いた。
「わかりますか?」と聞き返すと「絵の描き方とか絵の具の使い方とか手が汚れて気になってるとことかわかりますよw」と。
黙々と静かに制作をする長女と、ダイナミックに会話しながら制作する友人。対照的やなー。
結局、月2回程度通うことに通うことになった。先生によれば、個人で好きなことをする日と集団で同じものを作る日の半々で取った方が良いとのこと。
集団は、他人の作品を見て刺激になり、個別になると独創性が生まれると言う。夏休みに入ると絵の宿題も見てくれるらしい。
「絵の入選させたいなら、取れますよ。ただ、最低3回は連続で来てくださいね。構成とか考えるから」と淡々と言う。
「小学生でもそんなに簡単に入選できるんですか?絵が上手くなくても?」と聞くと「できるできる。僕の手にかかれば楽勝。もちろん子供の力だけで」と言う。
本当に仙人みたいな先生やなw長女も楽しかったようで、「また行きたい」と言っていた。
正直、ミュージカルスクールより性格的には長女はこちらのタイプの気がしてたので、長女の本当に向いている習い事に出会った気がする。