この前のブログの続き。
正直、長女の通った幼稚園も小学校も少子化の影響で生徒は少ない。それなのに同級生の親を見てもピンと来なかった。相手も初対面の雰囲気だったし。
私ってここまで記憶力低下してるのだろうか…。そんな心のモヤモヤが消えなかった。
夜中、とうとう娘に(嫌だろうから聞かなかったけど)、我慢できずに聞いてしまった。
「あのさ、もう一回フルネームで名前教えてくれない??」
すると長女は、「〇〇ちゃんだよ。お母さんいたんだな」と衝撃的な発言。
名前を聞いて全てを思い出した。お母さんは知っているが、昨日連れてきた人は母親ではなかった…。娘に「なんでお母さんいたんだなって思ったの?」と質問する。
「学校行事は、〇〇ちゃんのお母さんは一度も見たことがない。お父さんなら少しあるけど。あんまり親が来ない。だから、初めてお母さん見た。ビックリした」
私は子供の頃から人の親など覚えないタイプだったが、長女はしっかり覚えている。改めて気がつく自分の観察力の無さ…。
話がそれたが、長女が母親だと思っていた人は、産んだ母親ではないと気がついてしまったのだが、長女の前では黙っておいた。親戚の人かもしれないし、もしかしたら歳の離れた姉妹の可能性もある。
ただ、その同級生のお母さんは、少し問題があると噂にはなっていた。当時はいつも髪がボサボサで虫歯だらけの園児だった。母親も卒園式に見たが、黒のジャージで参加しており夫婦で唖然としたのだ。
昨日見た娘の同級生は、成長して大きくなったのもあるが、何より身なりが綺麗になっていて、幼稚園の時からは別人のようだったから、気がつかなかったのだ。
それにしても長女があそこまで苦手意識を隠さないのは、学校で何かあるのではないか…とよぎってしまう。まあ、長女の性格なら私が変に心配したり、聞いたりしたら、嫌がるだろう。親に知られたくないこともある。何より長女なら、自分の力でなんとかできそうな気がする。
親としては失格かもしれないが、私より長女の方がしっかりしているのだ。