「ママ、サザエさん病って知ってる?」と長女から聞かれる。
「前に聞いたよ。担任の先生から教えてもらったやつやろ?」
ちなみにサザエさん病とは、うっかり者という意味である。先生がよく「サザエさん病にまたなった」と言うらしい。
サザエさんを見ない娘にとって、サザエさん=よく間違える人という認識。何回かサザエさんを見せようとしたが「昔のアニメやん」と言われた…。
サザエさんはもはや、時代劇感覚なんやろうか。絵も今風じゃないと一刀両断である。
さて、娘が続けて言った。
「ママは、サザエさん病の酷いやつだと思うよ。いつもスマホやメガネを探しているし、あれがないこれがないって言っている。前から思ってたんだけど、置く場所決めてた方がいいよ。パパも同じこと言ってたよ。ママはいつも同じミスばかりするって」
はぁ…。そうですね…。おっしゃる通りです。
娘の言葉は、時々胸に刺さる。