昨日、エリザベス女王の葬儀をテレビで見ていた。エリザベス女王の簡単な歴史が紹介されるたびに「ドラマで見たなぁ」と思った。


女王の生涯をドラマ化した「the crown」は私がもっともNetflixでハマったドラマだ。Netflixを契約している人はぜひ見てほしい。


このドラマを観たことによって、私の中で変わった事がある。なんで、チャールズ皇太子はカミラ夫人を選んだか?ってこと。


ドラマを観る前は、「チャールズ皇太子、なんであんな可愛いダイアナを捨てるんや」と思っていた1人。


しかし、そこには複雑な家の事情があるのだと知った。そもそも、チャールズ皇太子は、繊細で芸術に富んだ青年だった。母親は公務で忙しくほとんど会えない。そんな少年が、フィリップ殿下(父親)の教育方針で体育会系の男子校に入れられる。校風と全く合わない皇太子はいじめられたらしい。結構、辛く淋しい子供時代がドラマでは描かれていて、何でカミラ夫人を選んだのか納得できた。


こういう男性って、母性が強い女性に惹かれがちだよね。チャールズ皇太子が大人のオーラで優しく包み込んでくれる母親のようなカミラ夫人に惹かれたのは、仕方ないかもしれない。


しかし、当時は結婚するのは処女の汚れのない女性という伝統があったらしい。(男はそれまでは色んな女と遊んで経験をつんどけとも側近にアドバイスされている)


王室にとって、カミラは不適合だった。チャールズ皇太子もカミラと結婚したいなぁと悩んでいる間に、カミラ夫人は皇太子に見切りをつけ別の男性と結婚。


まさしく王室の伝統的な妃選びとチャールズ皇太子の優柔不断、フィリップ殿下の間違った学校選びが悲劇の元凶に思えた。


どっちにしろダイアナさんが可哀想である。しかし、チャールズ皇太子が今の時代で恋愛してたら、最初からカミラさんと結婚したんじゃないかなぁ。バツイチの女性と結婚できる時代になったんだし。


予想で色々ゲスいこと書いたが、イギリス王室の歴史は、面白い。


ちなみに私のイギリス史最高のオススメ国王は、ヘンリー8世。史上最低男なんですけどねw