義母のお墓参りに行ってきた。もちろん義父には内緒で。
旦那が「こっそり行こう」と言ってくれて久しぶりにお墓へ行く。
私の中で骨壷は、お墓の中に入れるものと思っていたが、最近は家の中で管理してくれるらしい。涼しい部屋で、沢山の棚があり、その中の一つが義母の骨壷置き場だった。毎日、お坊さんがお経を読んでくれるサービス付きだ。
テレビでは見たことがあったが、実際に見たのは初めて…。やはり多額の寄付をしただけはある。
他にも本堂には、旦那の名前で「〇〇さま、エアコン寄贈」と書いてあった。このお寺にめちゃくちゃ貢献してるやん
戒名はいらないと義母は言っていたが、墓石には立派な戒名が彫られていた。やっぱり、戒名をつけたのね。
これが義父なりの義母に対する償いなのか、愛なのかはわからない。だったら、生きているうちに優しくしてあげたらいいのに…と個人的には思うが、他人の私にはわからないものがあるのだろう。
さて、お墓参りが終わると旦那の姪っ子の家に行った。遺産相続が終わって、今後の税金などの書類を届けるために。
書類を渡してきた旦那は苦笑いしながら、私にこう話してきた。
「19歳の娘が、パンツ1枚で出てきた。おじさんだからかもしれかいが、ちょっと動揺した」
私はすかさず突っ込む。
「普通は、パンツ1枚で19歳の女の子がおじさんの前に出ない。父親の前でも出ない。私だって、中学から父親に裸なんて見せてないのに…、どうなってんのよ」
「あの子は…、彼氏なんて出来ないかもなぁ。あの年で女捨てとる」
まあ、その子なりの人生なので別にいいのだが、余計なお節介を言わせてもらえば心配。マジで…。
女の前に人としての常識だと思うが…。母親が早くに亡くなって仕方がないかもしれないが、それでも少し酷い。旦那の親族も少しおかしいもんな。
娘2人を育てる身としては、私は絶対に早くに死んではいけないと毎回姪っ子ちゃんたちを見ると考えさせられるのである。