読書感想文を本日終わらせた。娘の中で最難関の宿題である。本は、娘が早くから選んでいた。


今年も、学校側から親切に配られた必殺テクニックプリントを使う。



本当に助かる。今回も、このプリントの内容に沿って文章を組み立てていくことにした。


さて、今回は「へびのクラスター」という本を選んだ。



①「本を選んだわけ」

娘は、プリントに何となくと書いていた。え??なんとなく??「だって仕方ないじゃん、なんとなくだもん」だって。読書感想文で、選んだ理由が何となくなんて聞いた事がない。ものすごく正直者だけど、もう少し具体的にと言うと「ヘビだから」と。


②あらすじを書いてみよう。

どんな話だった??と聞くと「知らん」と言われた。読んで無いらしい。衝撃である。内容読んで決めたんちゃうんかい。とりあえず読んで!!と言って、読んでもらう。感想は…、「ヘビの話」だそうだ。んなもん、タイトルでわかるんじゃー!!ヘビが何したかを考えて!!


③心に残ったところ

とりあえず、読ませて「どこが心に残った?」と聞く。すると「うーん、どれもそんなに…、私ヘビ嫌いだし」と言うのでズッコける。


④自分だったらどうするか?

案の定、答えは「ヘビじゃ無いからわかんない」だった。次女が、「多分、ちがう」と言うのでビックリする。ほら!!4歳児でも何となく気がついたぞ!!「ヘビの気持ちになって、自分だったらどうするかって事だよ」と聞くと「ヘビの気持ちなんて知らんよ」と言われた。それじゃあ、読書感想文なんて書けんのよ!!


これ、マジな話ですからね。とにかく長女は感情移入することが理解できないようです。自分だったらなんて考えたこともないんだろうな。漫画や小説にのめり込む私とは、全然違います。


ちなみに文字を読んでいると頭が痛くなるようです。実は私の親戚に似たタイプがいて、「全く一緒。文字が頭に入らないの。数字とか記号は入るんだけど」と。


今回も8割が私の入れ知恵で、娘は書いただけ。もともとアニメもほとんど見ないし(バラエティや実験動画、工作など)、本を借りてきても料理や工作の本なので物語性があるものに興味がないのかもしれない。来年は、思いきって料理本を読書感想文にしてみるか…。


P.S

後で確認したら、長女は読書感想文というのは、本の内容を原稿用紙に書くものだと思っていたようです。「感想文」って書いてあるやん。本を読んだ感想を書くの!!と話すと「それがいまいちわからない」と。教えるって難しい。