さて、先生の問診が一通り終わると個室に連れて行かれた。個室だ!!ラッキー!!と内心思う。


その後、私はベットで信じられないくらい深い眠りについた。どうやら点滴に深く眠れる作用のものが入っていたらしい。


考えてみれば、子供が産まれてから1人でのびのびと久しく寝てない。静かな場所で爆睡した。


朝起きても、ずっと眠かった。だいぶ睡眠薬が効いてるのかもしれない。


さて、検査はMRIや心電図などだった。MRIははじめてだったので、少し緊張した。閉所恐怖症の人は絶対にダメだと聞いていたが、なるほど少しわかる気がする。私も少しその気があるので。


私は、決して目を開けずに(眠気もあり)終盤までは大丈夫だったが、最後に目を開けてしまって、軽く息苦しくなりパニックになりかけた。心の中で「落ち着け、落ち着け」と繰り返していると、すぐに終わった。


今後MRIを受ける人は、目をずっと閉じている事をおすすめする。


検査結果は、どこも異常なしだったが、気になる事と言えば、タバコを吸わないのに副流煙で肺が汚れていますと言われた。


旦那と「あ…」と思いながら見てた。電子タバコになってからは、旦那は私の前でも平気で吸う。私も電子タバコならいいかと思って何も言わなかった。流石に子供の前では彼も吸わなかったが。気まずそうな夫。そりゃそうだろう…。原因はあんたしかおらん。


「やっぱり、疲れとか心因的なものだと思いますね。まだ若いのでいくらでもやり直せます。まずは、何がストレスの要因かしっかり考えましょう。」と先生。


問題ないなら退院したいのだが、先生は1日どうしても入院させると言われた。お酒がない状態で耐えられるか見たいらしい。まあ、いいけど、普通に飲むなと言われたら、飲まないよ…。私は、お酒が好きで飲んでるだけで、眠れないから飲むってことはない。


旦那と病室へ帰っていると「ストレスかぁ。もしかして俺が要因?」と聞いてきた。


「全部がそうじゃない。ただ大きいと思う。お義母さんが交通事故にあって、義父のこととかもあったし。亡くなってからも色々あって気が抜けたのかもね。」と話した。


旦那は「ふーん、大変やなぁ。結構、繊細だったんやな」と言って帰っていった。


本当は、義父のことよりもあんたのフォローがなかった事が1番だけどね。冷たいんだよな、モーさん。でも、性格もあるし、いきなり優しくなれって言っても無理だろうなと思う。最低限のことはするけど、私の求めるフォローのレベルと旦那の差が結構乖離がある。


次に続く。