長女とお風呂に入っていた時、「ひなちゃんがね、オーディションって習い事してるんだって」と話してきた。
ひなちゃんは、学校で1番仲良しのお友達である。
思わず亡き志村けんさんのコントのように「なんだって??」と聞き返してしまった。
「だから、オーディション!!時々、遠くに行くんだって。ダンスとかピアノもそれで習ってるんだって」
いやいや、オーディション習い事と違うけど…
正直、あの容姿とスタイルなら親が少し期待するのもわかると思った。ひなちゃんは、手足もすらっとしていて、目鼻立ちも整っている美人さんだ。
「私もその習い事してみたい」と娘は言い出した。シャンプー中の私は、また志村けんさんのように「なんだって??」と聞き返してしまった。
長女は、オーディションっていう習い事をヒナちゃんと通いたいと勘違いしているなと察した。
「あのねー、オーディションって習い事じゃないの。テレビとかに出る試験みたいなものだから。それにママやパパは、まずは学校の勉強をちゃんとしてくれる事が1番だと思ってるから、もしあやちゃんが大きくなってそれでもやりたいっていうなら反対は(多分するけど)しないけど、まだダメだよ」と言った。
娘はガッカリしたような様子だった。親としては世界で一番可愛い娘だが、芸能人になれるほどでも無いことはわかっている。何より芸能界なんて可愛いだけだとすぐ消えていくし。
しかし、あのヒナちゃんが芸能人を目指しているとは驚きだった。ただ、子供って夢がいっぱいでいいなぁと思った。私の年齢で「オーディション受ける」って言ったら「おのおばさん、痛いで…」ってなるしw可能性が無限大って事は羨ましいと思った。