アパートの大家さんが、駐車場の入り口にあった大きな2本の木を切った。

毎年、大きくなる木。枝を切っても切ってもニョキニョキ大きくなるので、とうとうバッサリカット。管理する側は、大変だと思うから仕方ないと思ったが妙に寂しかった。

そして数日後、切株にカエルの置物が。さて、これに反応したのが娘。

「なんでカエル置いてんの??」

「無事帰れるようにカエル置いてるの」

「???なんで??」

まあ、私の説明下手も悪い。子供に上手い説明の仕方はないものか。

そして、毎回ループのようにここを通ると聞かれるようになった。

「なんでカエル??」
「どうして??」
「大家さんが好きなの??」

結局めんどくさくなり「カエルが可愛いから置いたんやろ。かわいいやん」と話すと「これ可愛いかな??」と微妙な反応。もうちょっとメルヘンなカエルの置物の方が子供には良いのかもしれない。

さて、実は我が家の玄関もフクロウが飾ってある。

アパートに越してきた時からだから、かれこれ5年以上経っている。

これも最近「なんでフクロウなの??」と。

「家に福を呼ぶ」という意味だけど、これも説明が難しい。

「フクロウは家を幸せにするんよ」

「なんで??」

「幸せにする鳥だから」

「他の鳥さんや動物は幸せにならんの??」

そう聞かれると言葉に詰まる。4歳児の娘は今「なんで??」の時期だ。ここで親としては、しっかり向き合って答えてあげたいところだけど、仕事や家事など結構忙しい日々でちゃんと答えてられないことも多い。なにより、大人としては思いもしなかった事を疑問に持つので頭の中でグルグル考えてしまう。

私も林先生のように雑学に豊富だったら子供にスラスラ答えられるんだろうか。まあ、こんな事を考えても仕方ないので、スマホで検索して答えられる質問は答えるように努力中。