子供の日の夕方、義父の家へ行きました。
家にいると、途中からお琴が聞こえてきました。義父は本当にウンザリした顔で「まただよ」と言いました。
ここで説明しますと、義父の家は昔ながらの長屋です。昔は3軒分の賃貸だったそうですが、2軒分を義父が買い取りリフォームして住んでいます。そして、残った1軒がお琴教室のオーナーが買い取ってるんですね。住んではいないんですが、お琴教室のための家なのです。
義父は、何度もお琴教室の1軒分を買い取りたいと考えたそうですが、売主が売ってくれないそうです。(その前に買えるお金あるのかも疑問ですが)
義父は「なんでこんな所にお琴教室なんてするんだよ」と毎回キレてます。昔は夜の教室までやっていたらしく何回か文句を言ったそうな…。そのせいで、寝室も変えたと言ってました。
ちなみに私は、「そんなに騒音かな」と感じる程度です。なんなら、結構穏やかな気持ちになります。だけど、義父はお琴と言うフレーズを聞くだけでも嫌なようですね。
義父は歳を取ったせいかキレやすい性格に拍車がかかっています。「俺、隣のお琴教室訴えようと思うんだ」とまたトンデモない発言をしてきました。
しかし、私たち夫婦はこんな事では動揺しません。義父のブッとんだ行動に慣れてしまってるから。
「勝ち目ないんじゃないですか?」とサラッと言っておきました。
旦那も「昔からお琴教室あったのに今さら訴えてもね」と冷ややかモード。
「とにかく今週にでも市役所に相談に行くわ!!文句言う!!あと野良猫も家にくるから対策しとけ!!と言う」
また変な怒りモードに火がついてるな。暇な老人は1回怒り出すと止まらないからな。
こういう変な市民がいるから、市役所も大変でしょうね。近所に1人変なやつがいるものだけど、まさしく義父のことだと感じます。
ちなみに野良猫対策のためか中庭に猫除けの網が地面に敷き詰められてましたよ。せっかくの中庭が網だらけという気持ち悪い庭になっていた
アヤちゃん、それに足が絡ましたからね。

義父から見る世界は、周りは敵だらけなんでしょうね。私からすれば、何でこんなに色んなものに敵対心が生まれるのか不思議でしょうがない。
ちょっと自分目線から離れて、他人の気持ちを思いやればまた違った世界が見れるのにね。
帰り道、旦那に「お義父さん、大丈夫かね??少しボケが始まってない??」と聞くと「あんなん昔からだよ。それに訴える度胸もない。お前の前だから大きく言ってるだけで、本当は小心者の男だ」と言われました。
問題児は、80過ぎても問題視なんやなぁ…。私、こんな人と絶対同居したくないわ
