旦那さんの実家は市内の飲屋街にある。

昔は水商売や風俗も周辺にかなりあった。

今はだいぶ廃れてしまったが、それでも佐賀で飲む所は旦那の実家近くといった感じ。

旦那の家は、飲みに行くときは便利だけどここに住みたいかと言われると微妙って感じ。

さて、旦那はある意味1番この飲屋街が繁盛してる時に育った。

小学生の頃から水商売の女たちに囲まれて育ったので、顔は3枚目なのに妙に女に苦労してない所は年上のお姉さまから色々学んできてるのかもしれない。

「あそこの飲屋街は、庭同然で遊んでた。」とよく話してるし。

旦那は過去の話は一切しないけど、かなり遊んできたのはわかる。

私とは真逆の学生時代を送ってきた旦那。

今でも「私、この人とよく結婚したよな」と思う。

時々義父が「この家に住む気は本当にないんだな」と確認してくるけど、住みたくない大きな理由は2つ。

①義父との同居

旦那の実家周辺の子育て環境

他にも家が古いってのもあるけど…。

何より娘が旦那のように育つのが怖い

さて、最近大阪に住んでいた友達が福岡の田舎の方に引っ越してきた。

その子は、大阪の1番の繁華街の道頓堀周辺に住んでいたらしく「引っ越したい」と以前から言っていた。

とにかく夜は騒がしく、朝になると嘔吐した痕跡をアパートの前で時々見かけたらしい。

かなりセキュリティが高く、家賃も高いアパートだったらしいが住んでいる住人は水商売や怪しい感じの職業の方ばかりだったとのこと。

ここで子育てはできない。

それが彼女が福岡の田舎に引っ越してきた大きな理由だった。

彼女の話を聞いてますます「義父の家は継がない」と勝手に心に決めた私