先週義父にお願いされていた義母の個人年金の件。
義母は300万ほどこの個人年金に一括で預けている。
これを義父はおろしたくて、しゃーないらしい。
保険会社に預けた年金は、当然夫婦であっても簡単にはおろさない。
それは、今の銀行や保険会社の常識なんだけど義父はその常識が通じない。
保険会社から「家庭裁判所へ行って後継人手続きをしてください」と言われたらしいが何故か行かない。→たぶんわからない。
そこで義母は元気になった事にして必要書類を送り、お金を貰おうと義父は考えた→なんて浅はかな考え…。
私たち夫婦に全て代筆させて…。
しかし、1度保険会社に義母が植物人間になった事を義父が自ら報告済みなので、当然保険会社は本人確認をしてきたらしい。
当たり前や…、誰だってそんなんバレるに決まってるやん。
正直、義母の代筆をするのは気が進まなかったが私は義父に逆らえない。説明したって、素直に聞くわけないし。
絶対に無理だと思うわ…と思ったが案の定ダメだったらしい。
そこで義父はキレる。
はっきりいって保険会社は、当たり前のお仕事をしているだけなんだけど義父は「あいつら、バカにしやがって」と頭に血が上っている状態。
「俺たちのお金だ!!弁護士に頼んで出るとこでるぞ!」とまで言ったらしい。
まず、義父のお金じゃないし。
義母がコツコツ貯めたお金だし。
しかも弁護士に頼んでも100パーセント負けまっせ…。
なんで、こんなにアホなんかな…。
素人の私でもわかるのに。
しかし、それ以上に恐ろしいのは私の旦那。
たぶん私より頭はきれるので、義父のやる事は間違いとわかっているはずなのに絶対にこの件は「後継人の手続きを手伝うよ」とは言わない。
そのせいか、この件だけ私が書類を全て書いた。
あの人は、ただ見ているだけ。
他の書類は全部あの人がやったのに。
もしかしたら、このままおろせない方がいいと思ってるのかもしれない。
しかし、ノラリクラリと義父を怒らせずに嫁の私すら利用して立ち回る能力。
私の旦那だけど…、この人本当にずる賢こい。
父親の姿を冷静に冷酷に淡々と見ている旦那は、時々悪魔に見える。
私は両親と仲が良い方なので「こんな親子嫌だな」とつくづく外から来た私は感じてしまう。