友人から「有田焼の超絶の美」となる明治時代の有田焼の展示会のチケットを頂いた。
正直、昔ながらの有田焼は派手すぎてちょっと苦手…と思っていたがタダなら行く私
旦那は「皿やろ?ごめん興味なし」という人なので、両親と行くことになった。
美術館に入ると、それはそれは煌びやかな焼き物がズラリ。
恐らく、お宝鑑定団に出したら「いい仕事してますね~」と言うおじさんがビックリするくらいの値段をつけてくれるんだろうなという一品ばかりだった。
個人所有の品も多く「セレブって日本にも沢山いるのね」と思ってしまう。
昔は、セレブとの結婚に多少なりとも憧れていた私。
シンデレラが王子様と結婚するみたいな

そんな事を考えながら、しばし超絶の美となる美しい世界に浸っていたのだが、こんな時におばさんから電話があった。
この所、おばさんからの電話は旦那の電話より多い気がする。
電話に出たら、案の定半分義父の悪口だった。
結婚って、旦那だけならいいけどバックに親族がつくのが恨めしい。
くだらない悪口を聞かされ、有田の超絶の美が一瞬でドス黒い色になってしまった。
旦那に話すと「お前、断れない人間だからな。まっ、がんばれ」と他人事。
あんたが素っ気ないから私に電話がかかってくるんだよ

嫁のわたしは、強く言えないのに…。
あんたの親族や!!と言いたい所だが、旦那なりに距離を置く出来事が多々あったようだ。
特に義父には…。
「親父はな、猫が大嫌いで隣のおばさんの猫も自分の敷地に侵入してきたら、エアガンで追い払ってたよ。野良猫が来たら、捕まえて、家の前の川に沈めてた。」とのこと。
動物虐待で今なら捕まってるよ(ー ー;)
旦那は猫が大好きで、とてもショックな出来事として時々この話をする。
子供の前で動物虐待を平気でするなんて、昔から頭がおかしかったに違いない。
昔は、ステキな王子様に嫁いでセレブ生活に憧れたが、いつの間にか宇宙人の館に嫁いでしまった。
まっ、これが現実よね
