爺さんは、村で1番貧乏な家で育ったそうだ。

井戸を作ったのも村で1番最後。(水道じゃない所が衝撃的)

電気が来たのも1番最後。

とにかく、水と電気にお金を払うという意識がなく(特に爺さんの祖母)、頑なに文明の波を拒否していたそうだ

さて、井戸を掘る前は近くの堀の水から風呂や飲み水を汲んでいたらしい。

「インドのガンジス川で生活してると思えばいい」とのこと。

そんな生活だから、当然衛生面は最悪。(インド人ごめんなさい)

今の赤ちゃんがその生活をしたら、すぐ病気になるレベルだと話していた。(大人でもなるよ、爺さん)

まさしく、リアルがばい婆ちゃんの世界。

そんな生活だから、祖父の弟は小さい頃亡くなっている。

突然、発熱し病院に行くお金もなく次の日亡くなったのだという。

「昔は、けっこう小さい子の死亡率が高かったんだよ。今の子は幸せだね。まあ、ちょっと、潔癖性になりすぎって感じるけど」と言われた。

確かに赤ちゃんのミルクは、今は水道水じゃなくお店で買ったミネラルウォーターや浄水器が当たり前だしなぁ。

堀の水なんて考えられない(笑)

爺さんの話を聞くと、今の時代の日本に産まれたことに感謝するのである。