仲秋の名月今夜は仲秋の 名月です。 特に変わらず過ごしてます。 そばに桃さんはいないけど……。 分かっているけど、とても寂しいのです。 夜、外を歩いていると、涙が出そうになる。 もういないの。あの甘い香りは戻らない。 ほんのひと時だったけど、いや、ほんのひと時だったから、あの時間は輝いて見えるのかもしれない。 これから欠けてゆく月と同じように、少しずつ桃さんへの熱情を手放していけたらいいのに。 そんなことを思った夜なのでした。