10月も半ばを過ぎ、すっかり街の風景も秋めいてきました。

雪虫もちらほら見かけるようになり、いずれ平地でも初雪が降ることでしょう。

冬がやって来る前に、きれいな空気と紅葉を求めて、ちょっとお出かけ。


真駒内屋外競技場内とその周辺は、暖色系の色で包まれています。

もみじなどは、今まさに見頃。こういう風景を見ると、生き返りますね。




遠くの山肌も徐々に暖色系に色づいてきました。

色の変化に伴って、心なしか山がこちらに迫ってくるような感じ。

朝8時半過ぎの風景。透き通るような青空が広がって気持ち良い〜の一言。




燃える様な深紅の紅葉。本当にきれいです。

お散歩とかトレーニングなどに励む人がたくさん集まる素敵な場所。

私も以前は良くここで走っていました。今は体力の衰えで歩くのも億劫で・・・(笑)。




次の目的地、芸術の森美術館へ。

五輪大橋から出ているバスに乗車したら、なんと私ひとりの貸切状態でした。

ほとんどの方は、地下鉄真駒内駅前からのバスに乗車するようです。

20分ほどで到着。開催中【ムーミン展】の看板。


芸術の森入口



開館時間まで少しあったので、周辺の散策です。

こちらは移築した【有島武郎】旧邸。中も見学出来たのですが

靴を脱がなければならない為、今回はパスしました。他人と共有はちょっと気になります・・・。



一見、のどかな風景に見えますが・・・

実はこの日は小学生の団体とかで、かなり賑わっていました。

札幌芸術の森


開館時間になりましたので、消毒、検温を済ませ、

入館名簿を提出して、いよいよムーミンの世界へ!


札幌芸術の森美術館

とワクワクさせていたのもつかの間・・・。

とても残念な展開になりまして、一気に気分はブルーになりました。


今回は原画がとても小さいものが多く、大変見ずらいわよ~と、知人から前もって

伺っていたため、途中からシート型のルーペで見ていたんです。

拡大しないとわからない修正液の跡とか、細部まで良く鑑賞できたのですが・・・。

そもそも手元で描いた原画を、1m以上も離れてみるのは至難の業。



突然係員がやってきて、作品を傷めるのでお止めくださいと、注意されてしまい・・・。

作品に触れたわけでもないのですが、館内が暗い照明にも目の悪い人には向かない展示でした。

なのでそれ以降、作品に近寄ることなく、遠くから眺めるだけにしました。

他の方の倍の距離で・・・。私を注意するなら、走っている小学生も注意して欲しかったなぁ。



落ち葉もきれいな公園


今年は気の滅入ることが多いので、せめて芸術に触れて

気分転換をと思っていたのに、全く楽しめず、これなら行かない方が良かったと後悔。

知人のお土産話で満足しておくべきだった・・・。


【ムーミン展】はとても残念な結果に終わりましたが、

紅葉だけは最高の癒しとなりました。