今年予定していた春の旅行はキャンセル。


飛行機大好きな私は、少しでも空旅気分を味わうためにエアバンド受信に挑戦。

とは言っても、何の知識も持ち合わせていないので、とりあえず参考書を購入しました。


三才ブックスから発行されている【まるわかり エアーバンドの教科書】。定価1500円+税





航空祭などでよく見る、ファンの方たちがお持ちの専門的な無線機ではなく、

私が用意したのは、WORLD WIDE BANDが受信可能な【ELPA ER-C57WR】。


AM/FM/SWはもちろん、エアバンドまで受信できる優れもの。メモリ機能も十分。

ただ周波数を合わせる時には、アナログ感たっぷりになります。




バックライトはオレンジ色。

電源は電池のほか、ACアダプターでの使用も可能。(別途購入)

音質はわりと聴きやすいですが、エアバンド受信時は、ある程度のノイズは覚悟。



札幌市内にある丘珠空港からは、北海道エアシステムとFDAが運航しています。

最初はこのラジオで受信できるのか半信半疑でしたが、思いのほか感度が良く、

上空を通過するコックピットからの声はかなりクリア。家の中で受信出来るのですから凄い。

お気に入りの声も持ち主がどんな方なのかなぁ、などど想像しながら受信しています。


交信は、札幌から千歳ディパーチャーに移るまでが受信可能範囲。

たまに、苫小牧付近を飛行中の海外航空会社のコックピットの音声も拾ったり出来ます。

交信は専門用語ですが、慣れると内容が分かるようになります。

時には防災ヘリやドクターヘリの交信なども入ってきます。


今日のお天気だと、12000フィート位かなぁ、とか、16000まで上がる必要ある!?

などと勝手に突っ込みを入れてみたり・・・。まさに空旅気分です。


リアルタイムで航空機を追っかけるには、Flightrader24.com のサイトが役立ちます。

あぁ、ホールディングで頑張ったのに、出発地リターンで残念とか、

搭乗者の気持ちも共有できたりします。






航空機を安全に飛行するには航空図が必要なのですが、

丘珠ー函館のエンルートでdirect ”MOIWA" とか”TEKKO"はわかるのですが、

“KURUMI?”ポイントってどのあたりなんでしょう?ここにはのっていないし・・・。




航空図はインターネットの【AIS JAPAN】のサイトからダウンロード可能です。

このサイトを利用時、いつもは千歳航空祭でのブルーインパルスの情報をキャッチ。

あら、5年も前のプリントでした。




国土交通省のサイト 航空管制官 エアバンドを聞いてみよう

こちらにはエアバンドの詳しいページがありますので、参考にされると

もっとエアバンドが身近なものになるかもしれません。


空の世界、いいなぁ。