今日は仲のいい友人と待ち合せてお花見です。
桜の名所と呼ばれる場所は、どこも毎年すごく混雑して大変なので、
今年はちょっと穴場のスポットへ。
【北海道知事公館】
隣には北海道立近代美術館があり、街の中心にもかかわらず、緑が多く、
とても落ち着ける場所です。芝生の色が鮮やか。
正面玄関はこちら。
目の前を通る北1条通りは、いつも交通量が多くて車の騒音が感じられますが、
一歩中に入ると、けっこう静か。周りの木々が防音の役目を果たしているかもしれません。
桜は・・・。
残念ながら、日当たりのいい場所ゆえ、こんな感じに。
4月30日に訪れた時にはほとんど散っており、見頃は過ぎた状態。
秋の紅葉風景が大変美しい場所ですが、それでもここに咲く桜もなかなか綺麗でした。
手前の彫刻は、【意心帰/ Shape of mind】
北海道美唄市出身の彫刻家 【安田侃・YASUDA KAN】氏の作品。
小さな子供が、上手に石の上に登って遊んでいましたが、
そういう親しみ方もあり?なのかな?
こちらの桜の木は、まだまだ楽しめそう。
濃いピンクの花びらは、曇り空のお天気でもきれいに見えます。
接写すると、もう少しは頑張れそうな桜の花。
桜って本当に日本の風土にマッチしていて、美しい姿にいつも癒されます。
ふと足元に目を移したら、こんな可憐な花が咲いていました。名前はわかりません。
所々にかなり咲いていて、踏みつけないように注意して歩きました。
午後からのお花見はこれくらいにして・・・
次に向かった先は、【北菓楼札幌本館 】です。
知事公館からおしゃべりしながら歩いてきたので、そんなに時間は感じませんでした。
歩き目線なら、コーナーの位置にオレンジのロゴが確認できると思います。
入口は左側となっています。
観光名所の大通り公園や、時計台、道庁赤レンガからも近く、徒歩圏内。
詳しいアクセス方法は、HP でご確認ください。
この建物は、以前は三岸幸太郎美術館として使用されていました。
元々は大正15年に、北海道庁図書館として建てられたものです。
世界的な建築家の安藤忠雄氏によって2016年3月、今の形に生まれ変わりました。
外観はそのままで、中を再生させたわけです。
美術館の時にも入ったことがないので、今回初の訪問。
とても重厚な作りです。階段などは昔の感じを残しつつも
どこか新しさが感じられ、とっても素敵な建物です。
1階はお菓子の販売で、2階がカフェスペース。
天井まで届く壁一面に作られた本棚。蔵書もびっしり。
地震がきたらどうなるんだろう・・・、とか余計な心配をしてしまいましたが、圧巻の規模。
手が届く高さではないのですが、デジカメで拡大してみたら、本物の本でした。
昔図書館だったことを忘れないために、この形で残した演出ですね。
大人気の30分待ちでしたが、やっと席に案内して頂きました。ケーキセットは900円。
お好きなケーキ1品を選び(くるみのタルト)、あとはシフォンケーキとソフトクリーム付き。
私たちは温かい紅茶をオーダーしました。(ティーカップに1杯のみです)
ケーキの種類は少ないので、早く決めないと売り切れに。
どれもとても美味しくて、
午後のデザートタイムとしては、お食事並みのボリューム。
生クリームもさすが北海道だなぁと思わせる満足度120%のクオリティ。
北菓楼では、ケーキ類は普通は販売していないので、ここで頂く価値はあります。
シュークリームは1階で購入できます。(限定商品あり)
2Fカフェの営業時間は、10:00-17:00 (ラストオーダー16時30分)。
お食事メニューは11:00-14:00という短い営業時間帯。
少々待つ覚悟で行っても、1度は利用したいおすすめのカフェです。
曇り空でのお花見でしたが、久しぶりに会った友人とは話が弾み、
美味しいお菓子とともに、楽しい時間が過ごせました。