【神戸市立王子動物園 】
阪急神戸三宮からわずか2駅で移動出来てしまうほど、
アクセス抜群の場所にあります。下車駅は【王子公園】駅。
駅を出たら、横断歩道を渡り左折。
程なくして右手の駐車場入口に向かえば、もうそこは動物園の入り口です。
周辺も園内もまさに見頃の桜が満開状態で、本当にきれいでした。
この場所に開園したのは1951年3月21日。
前身は1928年6月22日、諏訪山遊園地内に開園した神戸市立諏訪山動物園。
大変歴史のある動物園なのです。約130種類もの動物が見学出来ます。
園内、少し高低差があり、坂道もありますが、ゆっくり歩けば大丈夫。
入園してすぐ左手には、フラミンゴがお出迎え。
独特の鳴き声、久しぶりに聞きました。
にわとりの銅像!?まであります。
日本国内同時に会えるのは今のところ、この神戸市立王子動物園だけだそうです。
こんなに身近な場所で一度に見学できるのは本当に嬉しいですね。
わざわざ上野や和歌山に行かなくても、パンダはここにいます!
早速ジャイアントパンダのエリアへ。
開園と同時に入ったので、朝はまだ寝ていました。間近で見学できて、人もまばら。
パンダは寒さには強く暑さに弱いそうなので、木陰を好むみたい。
お休み中です〜。
もぐもぐタイムの10時を過ぎたころ、むくっと起きて餌を美味しそうにお食事開始。
タンタン(旦旦)は1995年9月16日、中国生まれの女の子。と言うことは今年24歳。
長生きしています。環境と飼育員さんたちのおかげですね。
外に出てきている時には、すぐ目の前で観察出来るので、
シャッターチャンスも狙いやすいです。来園者も徐々に増えて来ましたが、
それでも見学は楽に出来ました。本当にこの動物園は穴場のスポットです。
あぁ、今日も美味しくて幸せ〜って、うっとりした表情に見えますねぇ。
満開の桜の下で、えっ!?お食事タイム中に、もう爆睡モード!?
毛がふわふわ、コロコロしていて本当に可愛いですね、パンダは。
では次はコアラに会いに行きましょう。現在4頭のコアラがいます。
のどかな日です。園内はとてもきれいに清掃されていて気持ちがいい。
コアラハウスの前でも、満開の桜がお出迎えです。
コアラハウスに入って1番手は、男の子のピーター。
2016年3月28日、名古屋市東山動植物園生まれ。
2018年5月18日にここ神戸にやって来ました。気持ちよさそうに眠っています。
1日の睡眠時間は18時間から20時間位なら、ほとんど寝ていることになりますね。
ピーターの左側、2番目に現れたのは・・・。
オウカ(桜花)と言う名前の女の子コアラ。2016年9月25日神戸生まれ。
コアラハウスではガラス越しに見学しますので、ストレスを与えないように
静かに観察します。
ここにも左右に2頭のコアラが住んでいます。
こちらはウメちゃん。ちょうど女性の飼育員さんがお部屋にいました。
2010年8月5日生まれで、隣にいるウミちゃんのお母さん。
ウミちゃんは神戸生まれの女の子。
2014年6月13日が誕生日。今年5歳になります。
オウカとウミちゃんの父親【ウルル】は、2017年、リンパ腫のため10歳で亡くなっています。
動物園では今後、オスのコアラ【シャイン】を迎えて、繁殖に備えるそうです。
目的のパンダとコアラに会えて大満足。
可愛いまなざしと仕草に、すっかり癒されました。
園内散策しても、動物特有の臭いは感じず、快適に過ごせました。交通の便が抜群にいいこの動物園、本当におススメです。
また、ホームページもわかりやすく、とても充実した内容です。
営業時間:09:00-17:00 最終入園時刻は16:30 (3月ー10月)
09:00-16:30 最終入園時刻は16:00 (11月ー2月)
入園料は大人600円。中学生以下は無料。
休園日は毎週水曜日。詳しくはHP を参照
他の動物もゆっくり見学したいところですが、
もう1か所、行きたい場所があるので、もう少し奥まで進んでみます。
つづく・・・。