今年で20回目を迎える【小樽雪あかりの路】。


寒さの中に温もりを感じるオレンジ色の光。

2月9日から2月18日まで、小樽市内の様々な場所で、

やらかなローソクの灯りがともっています。


小樽築港のマリーナ地区。


2018小樽雪あかりの路 マリーナ地区



ここには昨年まで、石原裕次郎記念館がありました。

閉館後はどうなるのだろう・・・、と思っていましたが、やはり建物は解体され、

唯一、入口の記念碑のみが残った状態。これもいずれ無くなるのでしょう。

やはりこの光景を見ると、寂しいです。


裕次郎記念館は解体されました



その横には、今年も素敵な雪あかりの路が広がっていました。

日没直後の空は、まだ青色。これから徐々に辺りは暗くなっていきます。

この日は(2月10日)珍しく風もほとんどなくて、穏やか。

マリーナ地区の作品制作は、(株)ホープ・ワンさんの皆さんです。

日没後は青い光がまだ残る


ヨットハーバーと言えば、やはり錨。

手前に撮影の為に作られた階段があり、高い位置から見下ろせます。

こちらは、楕円形の中にローソクの炎。




建物の前には、長方形型のオブジェの中から、炎がゆらゆら。





そしてこちらは、まんまる球体のワックスボールが、辺りを照らしてくれます。

この丸いワックスボールですが、石原裕次郎記念館のオリジナル版を伝授して頂き、

作成したものだそうです。そういえば昨年(2017年の様子 )は、

裕次郎さんのシルエットが入ったものがありましたね。





マリーナ地区は安全性の為なのか、意外と街灯が明るいです。

カメラの設定を工夫しないと、雪あかりの良さが半減してしまうのですが、

その調整が、なかなか難しいです。若干暖色強めの設定に。


この明るさだけでも、足元は十分照らされます。




真ん中からあちらを望むと、素敵な風景が広がります。

あかりはローソク使用のルールがありますので、消えたら直ちにバーナーで再点火。

その作業だけでも大変だと思います。でも、見学する側にはありがたいです。


ここから回廊を覗くときれいですよ~



横から撮影すると、ウイングベイ小樽の建物と一体感が生まれ、

また違った雰囲気の写真が撮影できます。


今年もマリーナ地区を素敵に演出して下さったスタッフのみなさん、

重機で雪を集めたり、悪天候の中の作業、本当に大変だったと思います。

とても癒されました。どうもありがとうございました!


20回目の記念に


こちらの会場は、2月11日、12日、17日、18日のみの点灯(19時頃まで)予定です。

温かな飲み物も(100円)用意されています。


大人のムードたっぷりで、静かな雪あかりを楽しみたい方々は、

是非こちらのマリーナ会場をおすすめいたします。