【石原裕次郎記念館】


今年2017年の8月31日をもって閉館となる、小樽にある【石原裕次郎記念館】。

開館当初は、連日大勢の見学者で混雑していました。

オープンしたての時、私も母と一緒に訪問。多くの人の流れに沿って見た記憶があります。

これが見納めということで、改めて訪ねることにしました。





1991年7月22日に開館し、すでに26年の月日が流れた建物。


外観はさほど傷んでいないように見えますが、海風の影響は避けられず、

想像以上にダメージを受けているのかもしれません。




裕次郎さんが愛した、あじさい。

大変きれいに咲いていました。 雨男だったという裕次郎さん。

命日の7月17日前後は、やはり雨が降っていました。




入り口には、石原まき子さんのメッセージ。




エントランスホールに展示されている車。

等身大のパネルと一緒に記念撮影するファンの姿、多かったです。




大人1500円の入場料。

ここから先、撮影は禁止です。


大人1500円の入場料以上の充実展示


閉館のニュースがあった時、館内映像設備の老朽化に伴い、

映像関係の展示はストップしているとの報道。でもこの日、すべてが正常に動いていました。

館内は大変きれいに管理されていて、古さは全く感じません。

ずっと努力されてきたのですね。


想像以上に内容の濃い展示で、充実した時間を過ごせました。

本当に数え切れないほどのヒットを飛ばし、演技、歌、どれをとっても超一流。

字の上手さにも驚きました。若くしてお亡くなりになったので、

かっこいいままのイメージが残っています。


駐車場にあった、石原プロモーションのトラック。




裕次郎さん世代のファンのほか、若い方々の姿もありました。


撮影禁止!というにも関わらず、おじさま世代のファンが、パシャパシャ撮影していて、

なんだかなぁ・・・、って思いましたけれど、見なかったことにします(笑)。





全国各地から、ファンが集結し、

最終日には、セレモニーも行われるそうです。


小樽の冬の風物詩、“小樽雪あかりの路”にも毎年参加されていました。

今年は裕次郎さんの雪像も登場していましたね。➡ 【2017 小樽雪あかりの路】小樽築港編




こんなに素晴らしい施設が、小樽から消えてしまうのは残念。

存続には、莫大な経費が掛かるので、石原軍団でも難しいということなのでしょう。

小樽市は財政難なので、絶対に無理ですし・・・。(数点は保存保管予定?)

今後は全国を巡回するという形で、展示継続の予定だそうです。

健康面などの理由で、小樽に来られないファンには朗報ですね。


残すところ、あとわずか。

裕次郎さんのファンでなくても、見応えある展示内容です。

この夏、小樽でおすすめのスポット。これでラストなので、訪れてはいかがですか?