魅惑の豪華客船〜 ダイヤモンド・プリンセス号。
今回、名鉄観光さまのご厚意により、無料船内ガイドツアーに参加させていただきました。
先週土曜日の早朝、小樽。ちょっと肌寒くて曇り模様のお天気。
ここから眺める船も、心なしか霞んでいます。
入り口でこのビジターカードを読み取ります。
そして顔写真の撮影と、セキュリティーチェック。まさに空港並みの厳しさ。
これから2時間の船内見学ツアーが始まります。見学者も有効なパスポートが必要ですが、
なんかワクワクします。
チェック後、無事船内へ。
実は、私は船が大の苦手。あの揺れが本当に駄目なのです。
でもこの巨大な豪華客船は、全くと言っていいほど揺れを感じませんでした。
入り口右手にメディカルセンター。 日本の健康保険は適用外ですが、
日本語スタッフがいらっしゃるようですので、安心。
この吹き抜け、素晴らしいです。船の中とは思えません。
フロントスタッフにも日本語O.K.。
日本発着ツアーには、100名近い日本語スタッフが乗船しているので、
言葉の心配はほとんどなさそうです。外国船なのに、とても嬉しいサービスです。
各旅行会社のスタッフも乗船しています。
お客様と一緒にツアーを回ったり、船が停泊中のみのサービスだったり。
ちなみにここはレストラン。
こういう所に出てくると、あぁ、本当に今船の中にいるんだわ、って実感しますね。
全長290m。幅37.5m。日本の三菱重工長崎造船所で2004年に誕生したシップ。
エレベーターも確か14階くらいまであったような・・・。まさに動く船上の巨大ホテルです。
救命胴衣は子供用もあります。
右側の写真は、キャプテンをはじめ、主なセクションの偉い方々。
日本人の女性もいらっしゃいました。
いろいろ説明を受けて進んでいますが、今自分がどこにいるの全くわからない(笑)。
そうこうしているうちに、船の最後尾にやって来ました。
お天気も回復して陽射しが眩しいです。
向こうに見えるお船は、新日本海フェリー。これから新潟へ向けて出港です。
あのクラスの船なら、私は絶対揺れを感じるから乗船は無理・・・。
最後尾には、ジャグジーや日本人にも人気の露天風呂があるそうです。
貸し切りできるので、最高ですね。(BUT 有料・・・)
この電話は、メディカル緊急用。何かあったら911へ。
当たり前ですけれど、通じる先は船内。ダイヤル【911】は、まさに外国。
船内に戻り、今度は屋内プールへ。
浅いように見えて、結構深さのあるプールですが、飛び込み禁止です。
なぜか、プールサイドにカウンターバー。飲酒して溺れないように。
こういった装飾がとても素敵です。
モザイクタイルがプールの雰囲気を明るくしています。
スポーツジムも充実。
運動不足になる船旅には、歩くマシーンなんか最適かも?
で、こちらは不健康なエリアの(笑)、シガーバー。
足を踏み入れた瞬間、助けて〜って言いたくなる程、
室内、葉巻特有の匂いが染みついています。
慌てて出ようとしたら、気密性ゆえ、ドアが重くて驚いた(笑)。
こちらは何とも不思議な場所です。
ご案内して下さった旅行会社の方によりますと、
あまり乗客もここまで来ないそうです。なぜ仏像、なぜ鐘??
一応、小さなプールがあるので、一曲歌って下手なら、鐘ひとつ、って所でしょうか。
今度は客室の方へ。
緊急時の説明。なんかこんなアラームが鳴ったらパニックになりそう。
そうならないために、乗船したら必ず避難訓練が行われるそうです。
お部屋の入口。郵便受けにもなっています。
右下の写真は、無料で利用できるレストランのパン。美味しそうだった。
客室がちょうど清掃中の時間帯だったので、ドアの開いているお部屋を探し撮影成功。
左側の写真が、内側の客室で窓なし。すごく狭かったし暗いから、気がめいりそう。
右側の写真はバルコニー付きのお部屋。まさに船旅してるざんす〜って感じです。
お値段少し上がっても、ぜったにバルコニーがあるお部屋をチョイスしたいですね。
そんな日はカジノでもいかが?最初のうちだけ、勝たせてくれるそうですが、
その後が怖い・・・。
なぜがカジノのBGMは演歌でした。これを聴いた瞬間、“ここって、青函連絡船か?”って、
一気に夢から覚めました(笑)。演歌には、何の罪もありませんけれど・・・。
このミスマッチぶりは、外国にありがちですねぇ。
こちらの大型ビジョンでは、映画を上映。スタッフがポップコーンを持って来てくれたり、
夏のドライブインシアターみたいですね。夕日や星空を眺めながらなんて、ロマンチック〜。
それと、何かのステージのために、スタッフさんたちがリハーサル中。
“That's the way ”♪を演奏していました。大音響も海の上なら文句も出ない??
昔、アメリカでは、プリンセスクルーズを舞台としたテレビドラマ:【The Love Boat】を
1977年から1986年まで放送。クルーズ船の魅力を広めた火付け役にもなったそうです。
劇場では、エンターテイメントのショーも開催されています。
この広さ、500席以上はあるのかしら?次の寄港地の説明なども行われるそうです。
本当にダイヤモンド・プリンセス号が、いかに大きいのかがわかりますね。
私は昨年までの控えめな名前だけの方が好きですが、
今年からノーズ部分に塗装が施された、ダイヤモンド・プリンセス号。
航空機でも、期間限定で同じようなことをしますものね。
パンフレットでは感じることの出来ない体感。すごく楽しかったです。
クルーズにご興味のある方には、大変有意義な企画だと思います。
一番不安だった揺れの問題も解決しましたし、
すっかりダイヤモンド・プリンセスのファンになって、
いつかこの豪華客船で旅に出かけてみたくなりました。
最近のクルーズ船は、お値段も庶民に手の届くところまで価格設定されています。
お食事も基本は無料でいただけるし、ダイヤモンド・プリンセス号も、
ジュニア・スイートクラス以上では、3人目から無料!というビックリするようなサービスも。
ただし、ここは外国。チップは自動的に毎日必ずかかるしくみ。上手く出来てます。
名鉄観光さま、
このたびは本当にありがとうございました。